《函谷鉾(かんこぼこ)・霰天神山(あられてんじんやま)》
長刀鉾とおなじ四条通りにあり、烏丸通りを挟んで西側に位置する函谷鉾。
大屋根の上にそびえる真木、この長さだけでも22m。総高24m、総重量約12t。
真木の途中に榊を花束のようにくくりつけるのが特徴です。
《霰天神山(あられてんじんやま》
一度も火災に遭わない霊験あらたかな山。
昔、永正年間に火災がおきた時、突然霰が降りそそぎたちまち
消火とのいわれから、この名がある。
火除けの御札と天神さまの粽です。
なお、宵山で御守りや粽の授与に際して浴衣姿の子供たちが唄う童唄は
節も歌詞も祇園祭の宵山を象徴するもの。