《北野界隈まち歩き》
北野天満宮の向い側に「あわ餅」のお店があります。
天神さんのときは、いつもお土産に買って帰ります。
粟(あわ)で作った餅ですので、あっさりしています。胃にももたれません。
そして、紫野の大徳寺に行く途中、千本ゑんま堂に立ち寄りました。
千本ゑんま堂は名前をよく聞きますが、立ち寄ったのは初めて。
この辺りは、「蓮台野(れんだいの」と称して、京都三大葬送地のひとつ。
東山の「鳥辺野(とりべの)」、西の嵐山の「化野(あだしの)」とあわせて、船岡山の辺り
「蓮台野(れんだいの)」です。
「千本ゑんま堂」は創建が古く、1017年平安時代初期の官人で歌人でもある。
「小野篁(おののたかむら)」あの百人一首の11番目の歌人です。
《わたの原 八十島かけて漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣り船》の一首です。
小野篁 (おののたかむら)が創建したのではないかとも言われてます。
えんま堂ですから、閻魔様が祀られています。
実は大徳寺に行く途中に寄ったのですが、大徳寺は目的は「総見院」ここは、
本能寺の変で亡くなった、織田信長の菩提寺でもある。
信長の仇を討った豊臣秀吉が大徳寺で葬儀を行った。
そして、千本えんま堂から大徳寺に行く途中に船岡山に建勲神社がある。
ここも、織田信長を祀っている。
自らを神と称していた信長。
次回は大徳寺塔頭 総見院を記事にします。