彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

なるほど。なるほど。

2013年05月22日 | Weblog
 昨日5月21日は10時半から盛岡の自治会館で町村議員研修。
そもそも市議会議員と町村議員はなぜ分けられているんだべ。


 今日の講師先生三人の講義は非常に目からウロコでした。

二人目の講師で東大大学院の金井利之教授は「二元代表性の意義と議員の役割」というタイトルで講義をいただきました。

 最初に「憲法と二元代表制」ということで講義。

 憲法か・・今ルールを変えようという阿部政権の動きをどうみているのか興味がある。

  そしたらやはり触れた。

「憲法を変えるルールを変えようという議論事態が議論に値しない。
憲法を変えるのだったら変える為のルールに従うべきで、ハードルを下げて思いを
実現しようという考え方がおかしい。」

言葉は違うかもしれないが、こんなニュアンスのことを言っていた。

  なるほど・・・。

「憲法改正のハードルが高く設定される大きな理由は、憲法が、国家権力から人民の権利を守ることを目的に制定されていることにある。」と言っている学者もいる。

「権力の暴走を防ぐことが憲法制定の最重要の目的である。

 憲法によって、国家権力の暴走を抑制するのである。」と言うことだそうだ。

 確かに憲法は、国民が守るものではなく、国民が国家官僚を監視する為の法だ。

それを監視される側から変えやすくルールを変更しようと言うのは虫がいい。


「変える必要があれば、現行のルールのなかで審判をくだせばいいだけのこと」
と金井教授も言っている。

なるほど、なるほど。

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