彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

わざわざ行ってきました

2023年11月19日 | Weblog

 「わざわざ」というネーミングの店舗とECサイトの会社社長、平田さんの講演会がありました。

17日の18時から20時まで、久慈駅前の「ヨムノス」が会場です。

 

久慈市議会の議員から教えられて、普代に移住した元協力隊と普代に移住しているNPO代表が主催者ということでわざわざ参加しました。

 

「わざわざ」。

2009年に若い主婦が一人で長野に移住して立ち上げたといいます。

いいネーミングだなあと最初思いました。

根拠はありません。ニュアンスです。

今では組織もでき、年商は3億を超えているとのことです。

 

このサイトの初めの右下にご本人が見えます。

あまり期待せずに行きましたが、興味深く聞きました。時間もあっという間でした。

若い方の発想とか、運営に至るまでや運営の仕方など、なるほどなあと楽しく聞かせてもらいました。

 

「問う」というネーミングの店もあります。

いちいち変わっていて面白い。

 

また、「よき生活研究所」という空間もあります。

よく思いついたなと感心しました。

良い商品を自由に使える空間のようです。有料ですが。

良いものを強制せず、商品に対する不安を解消し言葉でなくわかってもらう。

店舗と客の垣根を超えたというのでしょうか。

広がってくれば信頼関係も築けるし、何よりも「売れればこっちのもん」的な適当な商いはできない。

 

 平田さんは、肩ひじが張っているわけでもなく、流れに任せてきた結果が現在なんでしょうか。

しかし、一本筋は通っている。

それが「よき生活者」というコンセプトとして表れているように思います。

 

ただ儲けだけに走らず、「今だけ自分だけお金だけ」という風潮にある現在からは対極の感があります。

自分だけよければいいではなく、相手(お客)も裏切らないという想いがはっきりしています。

すっきりと筋が通っていて、ストンと腑に落ちてきます。

 

自分とは関係ない世界なのですが、講演を聞き何となく明るくというのか、こんなジジイでも希望が持てる気持ちになる自分がありました。

最近思うのですが、考え方が柔軟でなくなってきたなあと気づかされることがあります。

行き詰まり感もあり、これが歳を重ねることなんだっぺが?とおもったり。

そういう意味ではいい刺激になったと満足して帰ってきました。

 

若い方々にはできるだけ応援したい。

こんな時、実力を持った大人になっていない歯がゆさを感じます。

10年後に年商40億という目標だといいます。

平田さんなら楽勝でしょう。そんな気がします。一本の筋を寝違えなければ。

 


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