何はともあれ、今の国民にとっては「減税。給付金。」という言葉はお経よりありがたい言葉です。
その横から、「財政悪化避けられず。」というのは誰の言葉でしょうか?
今日の新聞一面に載りました。
国民にとっては「悪魔のささやき」です。
「後で増税がまってるよ。」という準備をしていることを匂わせているような。
新聞報道というのはどの立場なのか?怖いものです。
記事では、「財政悪化は避けられない。」と断言しています。恐ろしいことです。
今現在、それは誰にもわからないことで、専門家でさえ意見の分かれることです。
「財源の多くを借金となる国債の増発で・・」とありますが、それで国民が救えたらいいではないか。
いつ何が起こることを危惧しているのか?、財政悪化がどんな状態なのかも、誰も説明していません。
40年ぐらい前でしょうか?
大平さんが大蔵大臣の時に、赤字国債が5000億だったか50億だったか、額は忘れましたが、
今とは比較にならない少額だったと記憶しています。
「万死に値する!」と激高したというような話があります。
今はそんなもんではありません。
今1,220兆円の国債発行残高だそうす。万死では済まないでしょうが、何と表現したでしょう?
あれから40年、何が起きたでしょう?
誰かが「万死」したのでしょうか?
国家が撃沈したのでしょうか?
無駄使いの極みだったようなマイナンバーでポイントをばらまいた時は、財政悪化についての報道はなかった。
自分たちが進めたいことには湯水のように無駄に使う。
コロナ対策で110兆円も国債を発行した時も、「財政悪化」という報道は全くない。
減税とか給付金とかの状況になれば、「財政悪化避けられず!」と騒ぎだす。
国民は経済的に苦しめる存在であるという、政府内部の条文でもあるのでしょうか。
この矛盾はどう理解すればいいのでしょう?
亡霊のような財政悪化論を優先するのか、国民生活を優先するのか、この2択を選ぶだけなのです。
政府の財政守って国民いなくなり。では、洒落になりません。
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