彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

格差でわかる少子化の現状

2023年02月18日 | Weblog

 「子育て支援」で既婚者が増えないのと同じで、

消防団の年報酬、2万が3万になっても団員は増えない。と、

前回書きました。

どちらも現状の支援にはなりますが、根っこの解決策ではなく、

「なにもやってなくはない」感のカモフラージュにはなります。

でも、根っこからポイントがずれまくっています。

今の政権、いや、国会議員、これでいいのでしょうか?

 

議員を長くやっていると、

自分が政府側、行政側の立場だと勘違いしてくるものだと思われます。

地方はそうだというのは自分で目の当たりにしてきました。

国会議員も同じようなもんだと感じます。

しかも国会議員はほとんどが世襲議員で、

「国民の為」でなく、地位のためと、後継ぎという商売を継ぐ感覚でしょうか?

 

これでは、世の中の国民の現状は他国民の出来事です。

問題が見えないのも無理からぬことかも知れません。

エネルギー高騰や物価高をどうにかできるのにやらない政府が信じられない。

どうにかしろ!という与党議員の声が聞こえない。

 

以下、三橋さんのブログです。

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『三橋貴明の「新」経世済民新聞』
 2023年2月16日

 竹中平蔵が瓦礫の下敷きになっていても助けるよ

 From 三橋貴明 @ブログ

[前文省略]

 わたくしは、
「一生、日本国で生きていく」
 と、宣言しており、
それは「潔癖症」という理由もありますが、
それ以前に祖国に感謝しているため
でもあるのですよ。


現在の日本国は、
大げさでも何でもなく
「亡国路線」を突き進んでいますが、
わたくしは今後も祖国の間違いを
正すために生き、そして死ぬのでしょう。



 それで、いい。


 自分と同じような楽しい人生を、自分の娘
(わたくしに息子はいません)たちに与えたい。
それが無理というならば、抗うだけですよ。
わたくしは、別にいつ死んでも構いませんが、
娘たちや、その先の子孫たちには・・・。


少子化対策30年かけた
「保育の拡充」の功罪
 量は増えたが質に問題

  岸田文雄首相が
 「異次元の少子化対策」の柱の
 一つとして掲げる
 「幼児教育・保育サービスの量と質の強化」。


 政府は20日にも関係省庁会議で
 具体的内容を議論する。
 待機児童問題を解消するために
 施設を増やす一方で、
 保育の質の低下が課題となってきた。
 保育士がみる子どもの人数を定めた
 「配置基準」を改善できるかが
 大きな焦点だ。(後略)』


 相変わらず、岸田内閣の
「異次元の少子化対策」とやらは、
「すでに子供を持つ夫婦への支援」に
焦点が当てられています。
いや、別に、子育て世帯に対する支援に
反対はしないですが、
それは少子化対策にはなりません。



 日本の少子化は、
「非婚化」により深刻化しているためです。
そして、非婚化の主因は
「所得」「雇用環境」なのです。
(+東京一極集中)


 一つ、ショッキングな
グラフをご紹介しましょう。

 


 北区39.5%。港区15.8%。


 差があり過ぎでしょ!


 いや、分かるんですよ。
わたくしはまさに、港区のいわゆる
タワーマンションで暮らしていますが、
周囲は子供だらけです。
うちのマンションの隣の緑水公園とかに
夕方とかに来ると、吃驚しますよ。
「少子化? 何それ?」です。


 もはや、階級ですわ。


 東京都の港区
(あるいは中央区、千代田区)で
暮らせるような男性は、所得が高い。
だから、結婚し、子供を作る。
 逆に北区、豊島区、中野区の男性は
所得が低く、結婚できない。
だから、子供を作れない
(東京都の女性の問題は、
改めて取り上げます)。


 ただ、それだけの話です。
所得と雇用環境の問題なのですよ。


 もっとも、政府は、
何しろ「政治家」が現実を知らない以上、
「少子化対策のためには
安定財源が必要だ。
消費税増税」といった、
頭のおかしい路線

進むことになるのでしょう。


 結果、国民が分断され、
わたくしは震災の際に
「石を投げられる」対象となる。


 勘弁してくれ。


 あえて、断言しますが、
わたくしは震災が発生した際に、
竹中平蔵が瓦礫の下敷きになっており、
「三橋くん、助けてくれ」
 と、言われたら、助けますよ。
単に「同じ国民」という理由で。



 この感覚を日本国民が取り戻さない限り、
わたくしはまあ、どうでもいいですが、
わたくしの娘たちが
悲惨な人生を送りかねない。


 だから、あえて、繰り返すのです。
「わたくしは、竹中平蔵が
瓦礫の下敷きになっていても助けるよ」


/// 事務局より ///


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