彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

復興道路用地の移転補償

2014年11月28日 | Weblog
 臨時議会が11/27開かれた。以前に6坪の産直施設トイレの移転費用が900万の見積もりであったことをお伝えしている。

最近知ったことだが、復興道路の移転の補償費は普通の国道の移転補償費より低いという。
復興道路の移転で引っ越すということだけでなく、建築間もない家に住んでいても元の家の規模に建築するにはけっこうな持ち出しがあり、嘆いている人も少なからずあるようだ。
詳しくはどれぐらい違うのかは分からないが、国道の補償とは大分違うようだ。
一生懸命設計図とにらみ合い、一生に一度の希望の家を建てて数年して移転となって「元の家の規模は建てれない。もうどうでもいい。」と力を失ったという人もいる。

 考えてみれば不合理なものだが、お上にはかなわない。
産直施設のトイレも同じで、国の補償は398万円。かつての見積もりは900万円。
今度の臨時議会には、再度入札をし628万円の補正予算が可決された。
詳しい人から見ればそれでもあまるぐらいの費用だという人もいる。

 ある議員は、「三国で全部見るのが当たり前だ。行政の交渉不足。」と食い下がった。
個人の移転者もそう叫びたい人がいるはず。

そもそも、国のほうで補償費用のこともしっかり説明して着工したのかも疑問だ。
トイレ建設900万が問題になったときの全協でも、行政側からは移転補償費の国道との違いの説明は一切なかった。今でも聞いていない。
昔と違って、ただ単に補償費が下がったものとの解釈をしている。

 震災の後遺症は、いろいろな方面に影響を与え続けている。
どこかで折り合いをつけなければならないこと、そんな人間の性(サガ)を試されているのかもしれない。


<議員の質問と議長>
 補正予算などで議員が質問をする。
そして議長が指名する。それによって発言ができる。
3回と限られた中で質問をして、納得できない場合は議長に「暫時休憩」を願い出て質問を続けることができる。(この場合は、内容は記録されない)
いわば、「質問」も「暫時休憩」も議員に与えられた貴重な質問の権利と時間である。
議員が質問中に、議長が本人の了解なしに暫時休憩を入れ、議長が担当者に質問責めを始めることは職権を逸脱していることになるのではないかと、いつも疑問だ。
その時点で、当の質問者は第三者になってやり取りを聞くことになる。
暫時休憩が終わると、もう質問者が聞くことがなくなっているということもあったりする。

 議長席にもう1人議員が座っている状態と同じで、一人二役で忙しい。
いいことなのかどうかはわからないが、質問者としては横取りされたような気分になる。
議長の立場は、公平・中立の立場であると理解している。
また、議長が質問する場合は、副議長と交代して、議員として発言しなければならない。

 昨日の臨時議会でも、突然「暫時休憩」と議長が言ったかと思ったら議長が質問(というか抗議というか持論の展開?)し始めた。
あまりに頻繁すぎるので、迷いながらも休憩中でもあり手を上げて、他議員の質問でありながらも議長に意見を申し述べた。

 不服そうではありましたが、
大変申し訳なかったのですが「、質問者の権利、議員の立場というものもあり、毎回のようにあるのでつい口を突いて出てしまいました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿