彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

定例会R3.9

2021年09月18日 | Weblog

 今回は少し前にブログに載せた、海の藻場の再生について質問させていただきました。

 

     定例会も昨日でおわり、気分はこのシュウメイギクような気分です。

 

R元年の台風19号の後に質問したことにも関連していますので、再度「ダムと河川と藻場」について申し上げた次第です。

藻場の質問については、伊藤県議会議員からの資料を基にしたので、ご相談して質問したものです。

 

このダムの下流は民家のある河川になります。

 

ブルーシートの真上は民家ですので、崩落を心配しています。

以前にも質問して、その後、県ではどのような見解なのか聞きました。

村長答弁では「県では、ダムが原因で川岸が崩れるとは考えていない。」とのことでした。

 

考えるのは勝手ですが要するに、川岸は県の責任で工事するものではないと言いたいのだと思います。

「ダムが原因でない」と言われれば、素人の私は反論はできません。

原因はどこにあろうとも、河川管理は村にありますので、住民の生命・財産は守ってしかるべきです。

 

しかし、質問の根拠は素人なりに調べた結果であります。

ダムの改良と民家の危険性を解決できないかと考えたものです。

上の写真は当時のものですが、2年経過した今でもそのままです。

下の実験動画とか、筑波大の河川の専門家の先生の文献も読んで確信したんだけども否定された形です。

 

水路実験-砂防ダムと河岸崩落

 

ダムの改良は、流木の捕捉できるものにすると、県でも考えていると前向きな回答を頂きました。

 

 

 藻場の再生については、専門的過ぎた問題でした。

理解しようとすらしない人も、中にはいますので人間難しいもんです。

いまCO2 削減とか言ってますが、理解している人がどれぐらいいるのでしょうか?

CO2 とか見たこともないし、自分もよく分かりません。

まあ、環境が云々ということで、いろいろ節約せなあかん、というような感じでしか理解してません。

 

自然界のことは、人間にとって命の土台になる事なのに、理解するには知識というハードルがいる。

素人に分かるように言う専門家とか研究者の意見というのは大事だなと、改めて感じた次第です。

そういう意味では、今回の質問は自分個人のためには大いに勉強になりました。

 

と考えたとき、畠山重篤さんはすごい人だなと思います。

専門家でもなかったのに、漁師でありながらあれだけ専門性のある著書とか、講演も解りやすく言える素晴らしい人だと思います。

いつか普代村で講演してもらいたいと思います。


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