サンドのお供

そう言えば、師匠からもう一つプレゼントがあった。

これは別に、って感じだけど、アタシ的にはエキサイティング！
それは、pickleと呼ばれる食べ物の一種で、
イギリス人的梅干のような存在。・・・こんな説明でイイのか？。

用途はサンドウィッチに入れる具の一種で、
チェダーチーズとのコンビネーションはピカイチで、
チーズとこれさえあれば、何となくおいしいサンドウィッチの
できあがり！と言っても過言ではない。
アタシの舌では。

と、こんなにとても好き＆通のような口ぶりであるが、
実は最近まで存在を存じてなかったのだ。

前からおいしいとは思っていたけど、
こんなに簡単にスーパーで手に入るとは想像だにしてなかったので、
師匠からのプレゼントその②としては、超驚きの一品っ。

別のイギリス人（日本滞在経験アリの人）も、
日本に居た時に恋しくなった食材No.1だったそうだ。
きっと日本にいたら頻繁には食べられないんだろうから、
今のうちに、食いまくっておこう！

泣かせる演出

何だか久しぶりに嬉しいサプライズでした。

今日は世間ではバレンタインなので、
そっち関連のコトかとお思いでしょうが、
残念ながらまったく縁遠い話でございマス。
期待はずれで申しワケないですが・・・。

さて、ロンドンに戻ってから、かれこれ三週間ぐらい
経ちましたが、戻った次の日からお休みもないまま、
ずっと、師匠のお仕事のお手伝いをさせてもらってマス。

時々ジャマしてるかも？と、申し訳なく反省しつつも、
朝から晩まで、２月のワリにイイ天気なのをヨソ目に
スタジオにこもり、２人で缶詰な日々を過ごしてました。

しかし、そんな日々も明日で峠を越えるという今日このごろ。
帰り際に何の前触れもなく、突然プレゼントをもらいました。

これまでの感謝のキモチだとかで、ホントにサプライズです。
こんなコトをするキャラぢゃないハズなのに、師匠めっ。

しかも、アタシが何気に「欲しいなぁ～と思ってる」と
数日前にチラっとした会話をしっかり覚えていて、
そのエプロンを買ってくれていました。

そんなサプライズな演出にもビックリでしたが、
思えば、こうやってリボンとか包装紙で可愛く包まれた
『プレゼント』を贈ってもらったのは久しぶりのコトです。

大人になってこんなコトをされるのはいつ以来だろう？
と、思い出せないぐらいのコトで、ホントに泣きそうでした。

師匠のお仕事を手伝っていると、時々不安になったり落ち込んだり
と、自分の未熟さにイライラしたりハラハラしたりで
色んな感情が渦巻いて頭がクラクラするコトも多々ありますが、
でも、きっとそうやってモガきながらも、何かは得てるんだろうし、
そうやってモガいてるアタシを横目でも見てくれている人が
いるんだなぁ、と思うとチョット報われた気分デス。

そして、何よりも意外と破天荒な気質を持つ師匠についていくのは
正直、至難のワザではあるのですが、
でも、きっとそういう師匠って
どこの世界にも存在しているんだろう、
と笑える心境になりつつもあり、
こんな泣かせるコトをしてくれる人なら、
少々のコトは目をつむってこれからもついて行こう、
と思うのでした。え、もしやそれが罠？狙い？

今、使ってるエプロンはもうボロボロですぐに交換したいところですが、
もったいなくてしばらくは使えないデス。

でも、いつか、アタシが独りで歩き始める時が来たら、
このエプロンをして、お茶をのみながらのんびりと
仕事しようと思いマス。
早く、そんな日が来るとイイな。

チョット勘違い

２月に入ってからというもの、
ロンドンはとても暖かで天気のイイ日が続いてマス。

まぁ、１月はほとんど日本に居たので、
あまり詳しいコトは知らないけれど、
少なくとも、日本と比べても断然こっちが暖かいデス。
だって、日中の気温が１０℃超えてるんだもん、

また、日没時間も日に日に遅くなってるコトもあって、
午後からのまろやかな陽射しは、
まさに『小春日和』、インディアン・サマーそのものデス。

窓から外を眺めてボ～っとするには
とても最適な気候ですが、
でも、やっぱりカレンダーはまだ２月の中頃・・・。

けど、小鳥のさえずりも聞こえてくるし、
丸々としたリスが木登りしてるのも見えるし、
桜もチラホラ咲き始めてたりしちゃってるし、
人間だけでなく、自然界もボ～っとしてるかも。
寒の戻りでみんなビックリしませんように。

霧の朝

今朝は珍しく霧の朝でした。

今の季節からすると珍しいワケではありませんが、
最近は朝から雲一つない日本晴れ、ではなく
イギリス晴れな空模様が続いていたので、
こんな風景を見ると、『あぁ、やっぱり外国だ』
なんて思ってしまいマス。

みんなはイギリスの不安定な天気を
あまり好きにはなれないようですが、
アタシは傘がいるのかいらないのか、どっちやねん？
みたいな曖昧な小雨も嫌いではありません。

まぁ、毎日霧が深かったり、
変な空模様だったら
凹むかも知れないけど・・・。

今ごろになって

ロンドン生活もトータル３年目を迎えますが、
ここにきて初めて『携帯電話』を買いました。

今までも持っていたのですが、
それは“帰国するからもういらない”
という人から譲り受けた物を
いつまでも大事に使い続けていたのでした。

しかし、５年も経つとさすがにくたびれてマス。
しかも、もらった時点ですでに古かったので
（だからくれたんだろうけどサ）白黒画面だったし、
写メとかメールもありえない機能だったし、
ある意味レアでレトロな存在でした。

最後はバッテリーを充電しても動かなくなり、
これはもうＮＥＷを買うしかない、と一大決心デス。

そもそも、２年ぐらい前から調子が悪かったのですが、
いつも、『でも、別になくても困らないしなぁ～』と、
何かと買い物リストの後回しにされておりました。

で、新しい携帯電話はというと、何とも小さくラヴリィ♪。
カメラもＭＰ３も付いているし、ネットもメールも利用可能。

まぁ、そんな便利な機能があっても、
残念ながら使いこなせないのも事実。
だって、日本の携帯でさえ使いこなせてないんだもの。
ワンセグって何だ？の世界っス。

加えて、充電だってＵＳＢでもできるようだし、
こっちの携帯では珍しい、ストラップだって付けられるのだ。

そして、何よりもmandarina duckの携帯なので、
画面にも本体にもプリントされていて可愛いくて仕方ない。

こんなコトなら早く買い換えれば良かったのに、と
思わないコトもないけれど、でも、まぁイイとしよう。

きっと、電話というよりも
時計＆アラームで活躍するんだろケド。