プロセシオン(行列)には団体によってさまざまですが、基本、ブラス楽団や聖職者風衣装のおじさん、とんがり帽子のナザレノ、そしてこの美人さんグループなどがいます。
この美人グループは何を意味しているのかわかりませんが、
マンティージャと櫛をしています。これは正装らしいです。
マンティージャとは彼女らが頭につけているレースのベールの事です。
もともとこのマンティージャはアラブの「ベールで顔を隠す」という習慣から来ているらしく、庶民の間でカソリック教会などに行く時に付けていたのが、高貴な人達にも広がり、次第にスペインの正装となったとか(17世紀頃)。
ベールが顔にまとわりつかないように、大きな櫛を頭にさしてそこからベールが垂れ下がるように着けています。
正装とは言え、今ではセマナサンタか、闘牛場、結婚式の新郎のお母さん(この場合、ベールは黒だけれど、服は普通のパーティー服)くらいしかつけないようです。
美人さん。
願をかけて裸足で歩いている人もいます。
だいぶ暖かくなってきたとは言え、道路は冷たいし、空気も冷たいので冷えて具合が悪くならないか心配。(大きなお世話すぎますけど。へへへ。)
手に持っているのはロザリオです。カソリックのマリアへのお祈りの時に使ういわゆる数珠です。
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