新ラ☆スーサの星

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 ここ数年はコスタデルソル暮らし。

マンティージャ

2018-03-29 16:31:53 | セマナサンタ

プロセシオン(行列)には団体によってさまざまですが、基本、ブラス楽団や聖職者風衣装のおじさん、とんがり帽子のナザレノ、そしてこの美人さんグループなどがいます。

この美人グループは何を意味しているのかわかりませんが、

マンティージャと櫛をしています。これは正装らしいです。

マンティージャとは彼女らが頭につけているレースのベールの事です。

もともとこのマンティージャはアラブの「ベールで顔を隠す」という習慣から来ているらしく、庶民の間でカソリック教会などに行く時に付けていたのが、高貴な人達にも広がり、次第にスペインの正装となったとか(17世紀頃)。

ベールが顔にまとわりつかないように、大きな櫛を頭にさしてそこからベールが垂れ下がるように着けています。

正装とは言え、今ではセマナサンタか、闘牛場、結婚式の新郎のお母さん(この場合、ベールは黒だけれど、服は普通のパーティー服)くらいしかつけないようです。

美人さん。

願をかけて裸足で歩いている人もいます。

だいぶ暖かくなってきたとは言え、道路は冷たいし、空気も冷たいので冷えて具合が悪くならないか心配。(大きなお世話すぎますけど。へへへ。)

手に持っているのはロザリオです。カソリックのマリアへのお祈りの時に使ういわゆる数珠です。

 



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