多摩地域より東日本太平洋沖地震の被災地への引越運送を行いました。
震災前よりご予約いただいていていましたが、地震による影響でお客様の
ご都合により当初の予定を1週間ほど変更です。被災地での燃料不足に
迷惑を掛けないように、出発前にこちらで赤帽車に給油を終えておきます。
帰りに別の仕事が入らなければ往復で500キロ程度なので充分に往復できる
距離です。行きは高速道路を利用しましたが、東北地方に近ずくにつれ、
路面補修箇所が多く見られます。段差なども高速道路とは思えないほどの
もので、うっかり通過すると居眠り中の同乗者は飛び起きてしまうでしょう。
制限速度が普段より低めに設定されているところでは、それなりの理由が
あるようです。お客様の自宅周辺は外から見る限り建物は無事なようですが
ブロック塀は崩れ落ち、路面の段差もひどいようです。今回の運賃は
引越240Km40740円+高速料金3200円=43940円でした。
引越終了後、近くのスーパーマーケットで帰りの分の食事と、いくらかの
被災地支援のため、食パンその他、棚に充分に商品が陳列されていて
品不足が起きていなさそうな商品の中から数点を選び購入しました。
帰路は一般国道を走行しましたが、東日本大震災の跡が各地に残っています。
バイパスのようなスピードの出せるところで前車が急に減速すると、
そこは間違いなく段差があります。ガソリンスタンドは都内では通常に
戻ったようですが、今回の着地付近では閉店したままのところが多いようです。
石油製品が未入荷という理由以外に施設にも被害が及んだのかもしれません。
鉄道も室内灯が点灯していない電車が、駅でもないところに止まったままだったり、
信号も点灯してなく異様な感じです。早く復興してほしいと願っています。