1990年代以降の新世代フラットツインBMWに装着されている
テレレバータイプのフロントサスペンション。このサスペンションの
オートバイを積むときは通常のテレスコピックタイプのサスペンションとは
違う注意が必要になります。
カウルの無いR1100・R1150・R1200などはハンドルの中央付近から
普通にタイダウンベルトなどで固定すればOKですが、RSやSなどでは
ハンドル中央からではカウルが邪魔でベルトは掛けられず、ハンドルグリップ
部分にベルトを掛けるようにする(当然ずり落ちない処置はします)か、
もう一つの方法はテレレバーサスでは普通のフロントフォークでアンダー
ブラケットに相当する部分が無いので、フォークスタビライザー(と言うのかな?)に
相当する部分にベルトを掛けますが、この部分は「ばね下」なので走行中に
バックミラーに映る「ばね上」の車体部分がビヨンビヨン動いてしまうのが、
しっかり固定していて問題ないのですが、心臓に良くない?もし、今後ビモータ
テージなどのハブセンターステアみたいな特殊なフロントサスペンションの
オートバイの運送依頼がきたら、積み込んで固定するのに考える時間が
長くなってしまう。