なんだよ! その言い方は(続々:フラッシュバック)(60代男性)
中島先生の解説を拝見して、妻の逆ギレがフラッシュバックだったことに思い至った。
普段の時でも、妻の言動が荒いときはあるが、「肉のパックは冷蔵庫にしまって良い?」と聞いたときに、「そんなの当たり前。」と強い口調で言ったときや、パソコンの操作を教えていた時に怒り出した時の様子は全く別ものだった。
フラッシュバックなら、「なるほどな」と納得でき、元々の原因は私にあるので妻への対応は異なってくる。
肉の件では、「火炙りの刑は執行猶予だって。良かったな。」と肉のパックに話しかけて冷蔵庫にしまう。
パソコンの件では、「ねずみ(マウス)の調教は難しいんだよ。誰でも苦労しているから焦るなよ。」等と言えたら良かったと思う。
次に同様のことがあったら、感情的にならず背景を探って対応したいと思う。
ところで、中島先生
「リエゾンでは感情的になっているパートナーに、アサーションで気持ちを伝える学びをします。」て、卒業のハードルを上げていませんか?
妻が安心して逆襲できているから、もうOKでは?
リエゾンからのコメント
この記事は1か月以上も前に頂いていたものです。忙しくてなかなか載せられず、やっと載せることが出来ました。続きを希望してくださっていた読者の皆さん、申し訳ありませんでした。
ブログに向き合う時間を取れるのがお正月とはいやはや改善しないといけないですね。
リエゾンの男性たちが難しい難しいと、口々に言われることは、仕返しとフラッシュバックの違いを見分けることです。
フラッシュバックには地雷というものが存在します。地雷は何がスイッチになっているのか大方の場合は分かりません。でも確実に相手のスイッチを押すのです。押されたパートナーは即座に反応します。パートナー自身もおそらく何故イラっと来ているのか分からないのではないでしょうか。でもフラッシュバックと仕返しが混ざっておきたりするので、どちらの対応を取ったら良いのか分からなくなっていくのです。
リエゾンの男性陣にはこの対応策を身に付けて欲しいと願います。あなた達が何も気持ちを言えない人になって逆にDV被害者になってしまったら、子ども達が救われないのですから。
そう考えると上記のフッと笑える受け止め方、返し方は、フラッシュバックにしても、仕返しにしても、お互いのためになりそうですね。
卒業の基準は上げていませんよ。卒業はパートナーがOKを出した時なので。アサーションを身につけてもパートナーがOKを出さなかったら、卒業はいつになるのかな?ということなのです。