最近(2018年10月)、
・Windowsパソコンの動きが遅いな?
・HDDアクセスランプが点きっぱなしだな?
という方、
それは、ウイルスバスター クラウド (Ver.12/Ver.15)が原因かもしれませんよ。
現時点(2018/10/10)での対処方法<<案>>
※あくまでも案です。
※Trendmicro社が正式対応手順を公開していなため、
以下作業の手順は公式なものではありません。
弊社では責任を負えませんのでご注意ください。
0.ウイルスバスター クラウド Ver.12を利用中なら
Ver.15にアップデートをしておく。
※作業は必要ですが、無料でできます。
※再起動が必要となります。
1.下記で修正プログラムを入手
ウイルスバスター ヘルプとサポート
「CPU使用率およびディスクアクセス増加により、パソコンの処理速度が低下する問題について」
https://esupport.trendmicro.com/support/vb/solution/ja-jp/1121151.aspx?_ga=2.235095937.1881057427.1539167990-160388769.1494480553
修正プログラム (ファイル名:VB2019_1500_win_jp_AMSP60_hfb711020.exe)
2.タスクバーで、常駐しているウイルスバスター Ver.15を、終了させる。
3.さきほど入手した修正プログラムを実行。
※再起動が必要となります。
4.HDDアクセス過多の動作遅延が改善されていればよし。
5.もしも改善されていないようであれば、
(1)タスクバーで、常駐しているウイルスバスター Ver.15を、終了
(2)非表示フォルダ C:\ProgramData\Trend Micro\AMSP\data\10009 を開く。
(3)中にある、ファイル MBG.db を削除する。
(4)パソコンを再起動。
---弊社での経緯-----
先週(10/3頃?)あたりから、仕事で使っているWindows7パソコンの動作に遅延が。
参考
・Windows7 Pro. 64Bit版
・Core i3-4130
・メモリ:8GB
HDDアクセスランプが点きっぱなし。
タスクマネージャを見ても、怪しそうな常駐ソフトは見つからない。
こりゃ、WindowsUpdateを裏でやっているのかな?と様子を見ていた。
本日(2018/10/10)は、月例WindowsUpdateの日。
本日もHDDアクセスは過剰気味。 いや!昨日よりも確実に動作が遅い!
いつもはWindowsUpdateは自動実行だが、昼休みに手動適用を実行。
・・・ずいぶん遅い
今月分のWindowsUpdate適用後、再起動を2度行っても遅い!
タスクマネージャ、リソースモニタを見てみたら、あれ?
下記に異様な頻度でアクセスが行われている。
C:\ProgramData\Trend Micro\AMSP\data\10009\MBG.db
このフォルダ&ファイル名で検索してみたら、まあ沢山の事例があることあること。
修正プログラム (ファイル名:VB2019_1500_win_jp_AMSP60_hfb711020.exe)を適用するも体感できるような効果なし。
頭にきたので、ファイル MBG.db (作業時点、容量 56MB)を削除。
これで落ち着きました。
試しに MBG.db を空ファイル(容量 0Byte)で作成し、ReadOnly属性をつけてみましたが、
ウイルスバスター動作時には上書きが発生しておりました。
もしも遅延が再発するようであれば、
・ウイルスバスター 一時停止
・ファイル MBG.db 削除
・ウイルスバスター 実行
で回避するしかないかもしれません。
しかし、コレ
HDDでは体感できるほどの動作遅延でした。
アクセス速度の速いSSDでは、あまり遅延の体感はないかもしれません。
しかし!、予想外の速度でSSDのTBWを消費し寿命を減らしていきそうで怖いですね。