スイッチングHUBやブロードバンドルータ、無線アクセスポイント
これらは、壊れる時は壊れます。
電子回路だけで構成される器械であり、モーターのような物理駆動する部品なんて使っていませんので、多くの方は「滅多に壊れない」「寿命はない」と思われているようで。
しかし、故障はするのです。
壊れる原因は様々。
・3年以上使ったものなら寿命かもしれません。
・本棚で本の間に挟んで設置していた例では放熱問題があったでしょう。
・窓際で露で濡れていたなんて事例もありました。
・10年ほど前の製品では低品質の電解コンデンサー利用問題がありました。(台湾 コンデンサー 問題)
いやぁ、電解コンデンサー問題では苦労しましたねぇ。
納品したあちこちでネットワークトラブルとなり、呼び出しを受けましたから。
ここ数年でスイッチングHUBも安くなりました。
10年前は、100Base-Txの8ポートは数万円する高級品でした。
今では、1000Base-Tでも数千円です。
しかし、やはり安い物はそれなりの部品で構成されていることがあります。
そのような製品には5年のような常時稼働は期待しないほうがいいでしょうね。
長期利用を期待するなら、業界標準とも言えるアライドテレシス社製品が無難です。
ちょっとお高いですけれど。
エコノミーな価格の製品で選ぶ場合であっても、なるべくなら製品紹介に「高信頼」などと紹介されている品のほうがいいでしょうね。
商品例 BUFFALO LSW4-GT-8NSシリーズ
高信頼・安全設計でロングライフを実現
・長期使用で信頼性が求められるコンデンサー部分に
高信頼の日本メーカー製電解コンデンサーを採用。
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・2012.05.11 LAN障害 原因はスイッチングハブ[FS708EX V1]の故障(たぶん寿命で大往生)
GS910が3年目で故障(まあしかたがない)、買い増ししたものが1ヶ月で不通、初期不良交換。交換品が2週で不通、また交換。交換品が1ヶ月でまた不通。故障品の修理上がりに交換するも翌日不通。
結局そろそろファンが寿命っぽい前に使っていたGM916に交換。うるさいけど動かないよりマシ。