価格的にもセキュリティ面も性能的にも、そして設定の容易さも無難なBUFFALO社ブロードバンドルータ[BBR-4HG]。
弊社も多くのお客様に販売している。
この度、新規のお客様に[BBR-4HG]を販売することとなった。
ご堪能な方ではないので、弊社でセットアップも行うことに。
BUFFALOホームページを見ると、2件のセキュリティ問題が発見され、ファームウェア更新を推奨している。
・ルータ製品におけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性対策についてのお知らせ
・ルータ関連製品におけるUPnP機能のセキュリティー強化のお知らせ
両方とも一番の解決方法はファームウェアの更新である。
「ドライバーダウンロード」にて、BBR-4HGのページを開く。
見ると、一連の問題が対処されているファームウェアは「Ver.1.40β(2008年8月7日掲載)」
過去2機のBBR-4HGでこの1.40βを適用したことがあるが、問題はなかった。
しかし、未だにβのままであったとは。
ともかくこのファイルをダウンロードする。
BBR-4HGに作業用PCをLAN接続。
セキュリティ対策ソフト(ウィルスバスター2009)を停止させ、IE7でBBR-4HG管理画面を開く。
管理画面でファームウェア更新を実行。
BBR-4HGの自動再起動が終わったあたりで、異変に気づく。
DIAGランプが赤く点滅!?
BBR-4HGのルータ機能は動作しなくなっていた。
電源再投入でもリセットボタンでも復活できない。
完全に故障である。
お客様に納品するBBR-4HGは、いきなり故障機となってしまった。
BUFFALO社ルータのファームェア更新は、過去何度も行ったことがある作業である。(BBR-4HGに1.40β適用は2度だが)
手順ミスがあったとは思えない。
BUFFALOサポートセンターに電話するも一切繋がらない。
しかもフリーダイヤルではないため、待つ間に延々電話代はかかる。
計1時間程度の待ちの後、電話対応は諦めることになる。
状況を修理依頼書にまとめ、修理センターに発送。
しかしお客様への納期は守らねばならない。修理完了を待つ余裕はない。
仕方ないのでBBR-4HGを再度仕入れることに。
もしも入荷したBBR-4HGのファームウェアが、またVer.1.40β未満であったならどうたものでであろうか。
BAFFALOで警告しているセキュリティ問題2点を解決させずにお客様に納品すべきか?
それとも再度のリスク覚悟でファームウェア1.40βを適用するか。
どちらにしろ、BUFFALO社の誠意ある回答を期待している。
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本体IP変更
・192.168.11.1 → 192.168.111.254
DHCP範囲変更
・192.168.11.2~16個 → 192.168.111.101~99個
当然、正常な動作は確認していた。
しかしβ版ファームウェアということで、IP変更などが考慮されていなかったということはないだろうか?
また、事前にファームウェアファイルをダウンロードせずに、管理画面にてWebからの自動ダウンロードによる更新であったなら、結果はどうだったであろうか。
次回のことを考えると、気になるところである。