
一部のビジネス用パソコン等では、パソコン本体の蓋が開けられるとBIOS画面に警告表示するものがあ ります。

ご存じの方にとっては、取り立てて記載するほどのこともないのですが、知らない方にとっては困惑の種ですよね。

過去、Acer製パソコン事例を2つほど掲載しました。

・2010.07.01 Acer製パソコンBIOS画面で「Warning! Your chassis has been opened」警告
・2011.05.18 Acer製パソコンBIOS画面で「Warning! Your chassis has been opened」警告 2例目

今回は3例目です。
弊社業務では2例目以降も何度も見ていることなのですが、今回はBIOS画面が以前とは大きく変わっておりますので掲載します。


まずコレが筐体を開けメモリ増設を行ったAcer製パソコンです。



Warning! Your chassis has been opened
Press F1 to Continue
Press Del to Enter BIOS Setup

参考ですが、モデル&型番は下記の通り


・メーカー : Acer
・モデル : Veriton X4610
・詳細型番 : VTX4610-B351


さて、さっさと警告表示を止めましょうか。

[Del]キーでBIOS画面を開きます。

Securityタグのページ

Chassis Opend : Yes

うん。確かに筐体開封を認識していますね。
では、この認識をリセットしてあげましょう。

すぐ上の項目「Chassis Opend Warning」で[Enter]キー、

現在の Enabled を、Clearに変更



これで次回起動時に、Chassis Opendの警告がリセットされます。

Exitタグのページで、 「Save & Exit Setup」

設定をセーブさせて終了。


再起動します。

念の為にBIOS画面を確認してこの通り。

Chassis Opend : No

これにて解決。

