計画停電、及び災害による急な停電等に備え、業務終了後はパソコンを「シャットダウン」しましょう。
1.各PC
パソコン類の終了は「シャットダウン」で。
サスペンドや休止状態・スリープは待機電力を消費し記憶情報保持を行っていることがありますので停電になると記録情報に損失が発生することがあります。
2.24時間稼働のサーバ機類やNAS(ネットワークHDD等)、USB外付けHDD等
停電により故障すると、記録情報損失という、お金では解決できない被害が発生します。
業務終了後や計画停電前には必ずシャットダウンしてください。
多くのサーバにはUPS(無停電電源装置)を使われていると思いますが、これも万能ではありません。
完全充電であっても数分の電源供給しかできませんし、予算の問題や寿命で既に劣化したままのUPSを使われているケースもよく見かけます。
3.HUB類
HUB類の電源はあまり気にせずとも結構です。
通電していれば稼働・停電なら動作しないだけですので。
(停電が原因で故障する可能性もゼロではありませんが、仕方ありません)
4.プリンタ等
プリンタ類、特にレーザ方式のものは大電力を消費します。
業務終了後はOffにしてください。
5.電源処理手順の概要
終了手順
①各PCをシャットダウン ※スリープ・サスペンドなどはダメ
②サーバ機 シャットダウン
③NAS 終了処理(多くの機種は電源Offにすれば数分で自動シャットダウン)
④プリンタ類を電源Off
⑤UPSを電源Off
再開手順
①UPSを電源On
②プリンタ類を電源Off
③NAS 起動
④サーバ機 起動 動作確認の意味でも管理者権限でログオン
⑤各PCを起動
※これは大まかな手順です。
設置業者から指示された手順がある場合は、それに従ってください。
6.データのバックアップ
備えていても電子機器であれば故障する可能性があります。
(地震による転倒や落下、建物内電気障害によるノイズやショート)
必ず、外部媒体(DVD-R等)へバックアップをとるようにしてください。
7.その他
災害時であるため、またガソリン等の入手も困難となりつつあるため、弊社も出張対応ができるとは断言できません。
出来うる限りで自衛をお願いいたします。