375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

【旅の写真館】ニューオリンズ(2) ディケーター通りとジャクソン広場周辺

2011年02月27日 | 旅の写真館(米国編)



ロックンロール・マルディグラマラソンのコースとなったディケーター通りは、フレンチ・クウォーターの表玄関。アメリカというよりは、ヨーロッパのどこかの街に迷い込んだかのようなエキゾチックな通りに、のんびりと観光馬車が行き交う。ハリケーン・カトリーナの被害に遭ってから5年半。ことフレンチ・クウォーターに関しては、以前の活気を取り戻したように見える。

ディケーター通りの中央部に位置するのが、ジャクソン広場。文字通り、フレンチ・クウォーターの心臓部とも言える観光の拠点だ。広場の周囲には、アマチュア画家の手による野外ギャラリーがところ狭しと飾られ、マジシャン、大道芸人、占い師、ミュージシャンたちが、それぞれの至芸を競っている。その水準は決して捨てたものではなく、目の肥えた観光客を楽しませるに十分なものだ。まさしく、アメリカ国内でも1,2を争うアートの街と呼ぶにふさわしい。

そして雄大なミシシッピ川の流れ。アメリカの中央部を流れる大動脈の到着点に位置するニューオリンズこそ、アメリカ南部の文化を最高度に結実させる役割りがあるのかもしれない。そして、この街を復興・発展させることは、直接アメリカの復興・発展にもつながっているのではないか、と思うのである。


★英国とのニューオリンズ戦争(1815年)の立役者アンドリュー・ジャクソン将軍(後の第7代大統領)の騎馬像。1856年に建てられた。後ろに見えるのが、セントルイス大聖堂。ハリケーン、火災によって2度倒壊し、現在残っているのが1849年に建設された3度目の建物。アメリカ最古の大聖堂として知られる。


★いかにもジャズの街を彷彿とさせる野外ギャラリーの作品の数々。


★子供を相手に「種も仕掛けもある」手品を披露するマジシャン。


★微動だに動かない大道芸人のパフォーマンス。


★親子連れらしき手相占い師。今日の運勢はいかに?


★手作り感覚にあふれたストリート・バンド。オリジナルCDも売っている。


★ジャクソン広場の両側に向かい合って建つポンタルバ・アパート。赤いレンガの壁に特徴がある。1849年に建てられたアメリカ最古のアパートで、1階はお土産屋やレストランが軒を並べ、2階は今でもアパートとして使われている。


★長い行列ができているのは、1862年創業のカフェ・デュ・モンド。ニューオリンズの名物ともいうべきコーヒースタンドで、ここで揚げたてのベニエとカフェオレを注文しなければ、ニューオリンズに来た意味はない、とまで言われる。


★カフェ・デュ・モンドの店内。支払いは、なんと現金のみ。


★チコリ入りカフェオレと揚げたてのベニエ。ベニエとは穴の空いていない四角いドーナツのこと。白い粉砂糖をふりかけて食べる。


★フレンチ・マーケットの入口に建つ「MAID OF ORLEANS」ジャンヌ・ダルク像。ニューオリンズ(NEW ORLEANS)は「新しいオルレアン」という意味なので、両者の関係は深い。


★フレンチ・マーケットの入口。食品から日用品まで、膨大な品ぞろえが見もの。


★フレンチ・マーケット内のお土産屋。幸運を呼ぶ(?)アリゲーターの頭も売っている。


★色とりどりのマスク。よく見ると、店ごとに値段が違ったりする。このタイプなら10ドル程度が相場。


★鳥の羽根を用いたフェザーマスク。こちらはもっと安く、2~3ドル程度。


★ミシシッピ川沿いの遊歩道「ムーンウォーク」を散歩する人たち。ジョギングする人も見かける。


★アメリカの大動脈、ミシシッピ川の雄大な流れ。観光クルーズも各種出ている。

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