375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

【旅の写真館】ニューオリンズ(3) バーボン通りの昼と夜

2011年02月28日 | 旅の写真館(米国編)



フレンチ・クウォーターで最もにぎやか、というか、最も騒々しい地域が、ここバーボン通り。夜になると、ジャズはもちろん、ブルース、R&B、ロック、ディスコサウンド、テクノポップス、カントリーに至るまで、あらゆる種類の音楽が通り沿いのライブハウスから流れてくる。もちろん大人の歓楽街なので、アダルト向けのアトラクションも豊富。女の子が身をくねらせて踊るセクシーダンスが窓越しに見れたりする。

夜は猥雑な集団が闊歩する歩行者天国となるが、昼も事実上、歩行者天国。なにしろ飲み歩きが法律で許された街なので、明るいうちから飲んだくれがたむろしている。酒飲みにとって、これだけ羽根を伸ばせる場所はない。地方都市の酒好きがここに定住することになれば、1ヶ月もしないうちにアルコール中毒になること請け合いだ。

そんな中で、なんといっても聴き逃せないのが、プリザベーション・ホールで演奏されるクラシック・ジャズ。アメリカの国宝とも言うべき芸術が、この小さな古い空間に詰まっている。演奏を聴けるのは、1時間足らずという束の間のひとときだが、その音色は間違いなく、一生の宝物として耳に残るだろう。


★昼間からビールを片手に飲み歩く人たち。この街のアルコール消費量は、尋常なものではなさそうだ。


★通りに面した客室から、通行人にビーズを投げ込む人たち。バーボン通り独特の風習らしい。


★アリゲーターを連れて散歩する紳士。道路の中央で完全に凍りついている。


★バーボン通りに面したロイヤル・ソネスタ・ホテル。夜は騒がしくて眠れない、という覚悟が必要?


★ライブミュージックの聴ける屋外レストラン、MUSIC LEGENDS PARK。


★MUSIC LEGENDS PARKに立つ、3人のアーティストの銅像。左からファッツ・ドミノ、アル・ハート、ピート・ファウンテン。


★バーボン通りのクラブで活躍する女性ヴォーカリスト、クリス・オーウェンスの銅像。


★トラディショナル・ジャズの老舗、フリッツェル・ヨーロピアン・ジャズ・パブ。


★1772年以前に建てられたと言われる「ラフィットの鍛冶屋」。内部はローソクの明かりが照明のすべて、という前世紀風なバーになっている。


★ニューオリンズで最も芸術性の高いクラシック・ジャズが聴けるプリザベーション・ホール。ドアが閉まっている日中は、見捨てられた掘っ建て小屋にしか見えないのだが・・・


★夜になると、長い行列ができる。たった12ドルで国宝級の演奏が聴けるのだ。


★プリザベーション・ホールの看板。この古びた佇まいに、アメリカ文化の真髄が隠されている。


★プリザベーション・ホールの内部。ドリンクなし(持ちこみは自由)。純粋に音楽のみに浸れる空間だ。


★こちらも質の高いトラディショナル・ジャズを聴ける名店、メゾン・バーボン。


★1934年から営業しているバーボン通りで最も古いライブハウス、フェイマス・ドア。


★名物巨漢ブルース・シンガー、ビッグ・アル・カーソンが本拠にしているファンキー・パイレーツ。


★夜遅くまで営業しているお土産屋。バーボン通りの熱い夜は、いつ果てるともなく続く・・・

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あくび)
2011-03-02 19:58:23
昼間からビール片手に街をそぞろ歩けるなんて、すばらしいーー! 私のためにあるような街だわ(笑)。じゃらじゃらとネックレスを首にかけて、街かどで音楽を楽しんで…最高です!
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Unknown (ミナコヴィッチ)
2011-03-03 13:38:46
ビールやカクテルを片手にライブ音楽を安くハシゴできるのは、この街ならではの楽しみですねー。ガンボやジャンバラヤなどの南部料理も美味しいし…まさに最高です!
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