世界屈指のカーニバル、ニューオリンズ・マルディグラ。今年(2011年)は3月8日がマルディグラ・デー(フランス語で「太った火曜日」の意味するカトリック教会の祭日で、四旬節に先立つ前日)であり、その2週間ほど前からニューオリンズ市内で行なわれるパレードは最高潮に達する。マルディグラ期間そのものはクリスマス10日後の顕現祭(1月6日)から始まっているのだが、イベントは期間後半になるにつれて盛り上がり、マルディグラ・デー直前の数日間になると、ホテルを確保することが難しい。そのため、本番のマルディグラ・パレードを見られる機会は、普通の人にとってはなかなかない、ということになる。
しかし、滅多にお目にかかれないマルディグラのパレードも、ここ「マルディグラ・ワールド」に行けば、パレードの雰囲気を想像することはできる。マルディグラ・ワールドは、実は本番で使われる山車(フロート)の製作をしている作業現場なのだが、内部を一般開放していて、ツアーガイドの同行で見学することができるようになっているのだ。
場所はコンヴェンションセンターの南側。マルディグラマラソンのEXPOに参加したついでに立ち寄れるので、ランナーにとっては便利。パレードに参加した気分にもなれるので、一石二鳥のアトラクションである。
★入口にはいると、オズの魔法使いのキャラクターがお出迎え。
★マルディグラのパレードの様子を収めた写真の数々。
★おしゃれなプリクラも撮れるフォトコーナー。
★豊富なマルディグラ・グッズを揃えたギフトショップ。
★フランスの貴族たち(?)による仮面舞踏会の壁画。
★作業場内部。製作中のオブジェがたくさん並んでいる。
★作業現場・その1。巨大なマスクも、もちろん手作業。
★作業現場・その2。細部まで丹念に仕上げる。
★上半身が完成した女神像。後ろに立つのはジャンヌ・ダルクだろうか。
★銀色の素肌がまぶしいヴィーナス像。
★紫、緑、黄色のマルディグラ・カラーで装飾された巨大な山車(フロート)。
★山車(フロート)の高さは3階の建物に匹敵するという。
★浴槽型の山車(フロート)。どんな美女が乗るのだろうか。
★にらみを効かせる3人のミュージシャンたち。
★海賊、スフィンクス、得体の知れない怪物、・・・と脈絡のない組み合わせがいい。
★マルディグラ・ワールドのツアーバス。人気のアトラクションだけに、団体客も多い。
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