デトロイトといえば、小学校時代に習ったところによれば、自動車工業の中心都市。当時は1960年代だったから、まだそれは当たっていたということになるだろう。しかしベトナム戦争終了後の1970年代になると自動車業界の不況、失業者の増加などによって街は荒廃の一途をたどり・・・ 華やかりし面影は完全に過去のものとなってしまった。
現在では定期的に行なわれるモーター・ショウのイベントや、MLBデトロイト・タイガースやNFLデトロイト・ライオンズなどの試合がある日、そしてデトロイトマラソンの週末以外は、ほとんど街を歩く人もなく、閑散としている。観光案内所なども、もちろん存在しない。治安の悪さは全米でも折り紙つきで、「用がなかったら行くな」といわれているほどだ。
そんな中で、ピープル・ムーバーと呼ばれるダウンタウンを環状に走る無人高架鉄道(写真上)が走る区域だけは、比較的安全かもしれない。デトロイト最後の砦GM(ジェネラル・モーターズ)本社が入居しているルネッサンス・センター、ギリシャ系移民が多く住んでいるグリークタウン、各種イベントが行なわれるコボ・センターあたりは、かろうじて街らしい賑わいを感じることができる。
★1873年創業以来140年近くの歴史を誇る地元紙、デトロイト・フリープレスの本社入口。
★デトロイト市内で唯一の飲食街として賑わうグリークタウン。
★24時間カジノを楽しめる、グリークタウン・カジノホテル。30階建ての新館も完成した。
★赤レンガの外観が印象的な、ギリシャ料理店PEGASUS。
★焼きたての肉料理が、炎を上げたまま運ばれてくる。
★MLBデトロイト・タイガースの本拠地コメリカパーク。
★あちこちで白いライオンが睨みを効かせている光景は、なかなかの迫力。
★巨大なバットのオブジェも目を惹く。
★アナハイムのエンゼル・スタジアムで見たのと同じミッキーのキャラクターがここにも!
★2011年のア・リーグ中地区を制覇。デヴィジョン・シリーズでヤンキースを破り、リーグ・チャンピオンシップ・シリーズまで進む。
★モーターシティ・カジノホテルの夜景。デトロイトではカジノは主要産業の一つになっている。
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