Lovely London

1996年から2000年まで過ごしたロンドンでの出来事を記録したものです。
2014年のパリとロンドン旅行も記載中

ウェールズ旅行(1998/5/23~25)

1998-05-23 | 旅行

 98年5月23日~25日の2泊3日、ロンドンから西へM4をひたすら2時間、西に向かって到着するウェールズ地方に旅行しました。ウェールズはイギリスを形成する4つの国のうちの一つ。ユニオンジャック(英国国旗)ができたときウェールズはイングランドに併合されていました。町の標識はウェールズ語と英語の2本立てです。話す言葉にも訛があるようですが、私にはよく違いがわかりません。
 ウェールズ地方と行ってもかなり南北に広く、本当は北のコンウエイやスードニア当たりに行きたかったのですが、2泊と言うこともあって今回はわりと手軽な?、スウォンジー(Swansea)にホテルをとり、カーディフから、西の果てのペンブロック(pembroke)まで南ウェールズを中心に旅行しました。
 

23日(土) ロンドンからカーディフへ、ダン・ア・オグオフ洞窟を探検してスウォンジーへ
24日(日) スウォンジーから、テンビーの海岸、ペンブロック城、西の端のセント・デイビッドまで行き、スウォンジーに戻る
25日(祝) スウォンジーからブレコン・ビーコン・ナショナルパーク、ブレコンの町に行き帰路へ

 

ウェールズ 1日目


  98年5月23日(土)、昨年のバンクホリデーの時に行ったコンウォールはホテルに着くのに7時間もかかったので、今回もウェールズは遠いという印象が頭にあったため、朝7時半に家をでました。M4高速道路をひたすら140km/hで車を走らせ、横浜のベイブリッジを思出させる吊り橋(Severn Road Bridge)を渡ると、そこはもうウェールズ。道案内の看板には全て2行になっており、上がウェールズ語、下が英語になっており、異国に来たな?と感じさせられます。ちょっと道に迷ったけれど、ウェールズの首都カーディフについたのが、10時頃と、以外に早くつきました。まずはカーディフ城を見学。宮殿のツアーが 10時30分に始まるので、その前に公園にいる孔雀と遊んだり、正面にそびえ立つ城にのぼったりしました(実は次の週に天皇陛下がカーディフにお見えになり、この城で行われた歓迎式典に参列されている様子がテレビで放映されていました)。とても古い城で今は中に丸い広場があるだけです。10時30分の宮殿見学ツアーは説明が半分?しかわからないので退屈。各部屋に入っては「この部屋はXXXが子供のころ・・・・」と説明を行うので、出口にでるまで45分、加奈子をずーっと抱いていたので 腕がつかれました。
  カーディフ城を出て土産屋を冷やかしに。昔炭坑で使っていた物と全く同じ構造で製造番号が刻印されておりズッシリと重いランタンに興味が行きましたが、結局買ったのは指ぬきイタリア料理屋で昼食を取ったあと、ちょっとアルコールは残っていましたが、カーディフから北西に約50kmの所にあるダン・ア・オグオフ洞窟に向かいました。
 この冬のスペインのピラタ洞窟から、子供たちは洞窟好き?になっていて、今回の旅行も迷わずメニューに入れました。この洞窟は観光化されていて、ちゃんと歩道は舗装されており、ランタンも自由に自分たちで運び込むことができ、洞窟の中も至る所、芸術的とも言えるカラーの照明装置が付いていました。洞窟探検を終えた後、出口にある看板を見てみると、今見てきたところは・B>エ窟全体の10分の1にも満たない部分で、洞窟全体は網の目のように、全体としてくの字型に延びているとかいてあるのでビックリ。いったい何の通り道だったのだろう?深く考えさせられます。 公園を散策していると、ヘルメットライトにロープを持った数人の探検隊を見かけました。今でもまだ見つかっていない洞窟の調査をやっているのでしょう。この公園のもう1つおもしろい所は、いろんなところに恐竜のレプリカがあることです。「これはトリケラトプスだ」と皓介ははしゃいでいました。5時頃ここを立ち、ホテルに着いたのは6時を過ぎていました。