地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

明らかな区別【習氏の弾圧策裏目…胡錦濤派と闘争激化も】

2013-11-01 10:32:04 | 今日の御言葉

Photo 今年6月30日在日中国大使館の
郵便ポストに書簡を投函する
世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長
(KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images)



神の子たちと悪魔の子たちの区別は明らかです。
正しい生活をしない者は皆、神に属していません。

自分の兄弟を愛さない者も同様です。

「ヨハネの手紙一 」/ 3章 10節
新約聖書 新共同訳



家族とは、言葉にしただけで
自然と口元から
笑みがこぼれる存在です。

家庭には、
心から私のためにしてくれる
真の愛が満ちあふれているからです。

真の愛は、愛を与え、
そして愛を与えたことさえ
忘れてしまうものです。

父母が子供のために生きる愛、
祖父母が孫に与える愛が真の愛です。

国のために命を捧げることもまた、
真の愛です。





習氏の弾圧策裏目…胡錦濤派と闘争激化も

◆産経新聞 2013年10月30日 22:38 [中国]




▲北京の天安門前で警備する警察官(左端)
=30日(共同)

【北京=矢板明夫】

11月9日に開幕する中国共産党の重要会議である第18期中央委員会第3回総会(3中総会)の前に、中国政治の心臓部である北京の天安門前で発生した車両突入事件が、今後の共産党内の権力闘争を加速させる可能性が出てきた。中国メディアによると、ウイグル族の関与が明らかとなり、習近平主席が主導する最近の少数民族への高圧的な政策が裏目に出た形だ。今後、習主席と距離を置く党内の改革派を中心に政策転換を求める声が高まる可能性がある。

 新疆ウイグル自治区では、4月から6月にかけて警察官とウイグル族グループが衝突する事件が相次いで発生した。その際、習指導部は武装警察官を多数投入し、発砲を許可するなどして鎮圧した。その後、ウイグル族から刀を取り上げ、一部の地域でひげを禁止するなど宗教弾圧を強化し続けた。

 共産党筋によると、こうした強引なやり方に対し、「民族間の対立を深刻化させる」と言った批判が、胡錦濤前国家主席が率いるグループなどから寄せられた。習主席自身の強い意向で実現した6月訪米で具体的な成果をあげられなかったこともあって、習主席の内政・外交政策を否定し、全面転換を求める意見が党内で急増したという。


北京市中心部で白昼、5人が死亡、40人近くが負傷した天安門前の現場は、習近平国家主席が執務を執り行う中国政治の中枢、中南海に程近い。また、天安門は1949年に毛沢東が楼閣から建国を宣言した、共産党支配を象徴する“神聖”な地だ。政治的に最も敏感な場所の一つといえる。

 天安門広場では89年6月、民主化を求める学生らを軍が弾圧した「天安門事件」が起きた。2001年には、当局から弾圧を受けている気功集団、法輪功メンバー5人が、集団焼身自殺を図る事件が発生した。

 それ故、社会の不安定化を招きかねない不測の事態を憂慮する当局は、同広場周辺に警官や私服警官らを配置し、常に不穏な動きに目を光らせていた。

 今回の事件の背景は明らかになっていない。ただ、暴走車両が警備を突破して歩道に進入し数百メートル走行していることから、中国のインターネット上では、「事故」ではなく、「計画的な犯行」を指摘するコメントが相次いだ。

 習近平指導部は、汚職の撲滅などを掲げ、国民の不満の矛先を当局からそらそうと懸命になっている。しかも11月の第18期中央委員会第3回総会(3中総会)の直前というタイミングだった。広範な視聴者がいる中国中央テレビの午後7時のニュース番組は一切報じず沈黙。外務省報道官もこの日の記者会見で、「状況を把握していない」と苦しい回答に追われた。こうしたこと自体、習政権への衝撃度を物語っている。


(川越一)



▲22日、
ジュネーブの国連欧州本部の
建物に掲げられた垂れ幕。
「国連はチベットのために立ち上がれ」
などと書かれている(共同)

★天安門車両突入:人権団体、
宗教取り締まりが背景との見方


毎日新聞 2013年10月29日 12時51分

 【台北・鈴木玲子】

香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」は29日、事件の原因について、新疆ウイグル自治区ピチャン県の関係者が「天安門広場前で死亡したうちの1人の親族は、6月に非合法の宗教の集会を開いたとして公安当局者に射殺された」と語ったと伝えた。

センターは、新疆での宗教に対する当局の厳しい取り締まりが背景にあったとの見方を示している。トルファンやホータン、カシュガルでは当局の警備が強化されている。



【今日の御言葉】