すると、彼らは、
「その男ではない。バラバを」
と大声で言い返した。
バラバは強盗であった。
【ヨハネによる福音書 / 18章 40節 】新約聖書 新共同訳
たとえあなたが善いことをしても、
人はあなたを利己的だとか、
何か下心があるのだろうと非難することでしょう。
でもとにかく善いことをしなさい
あなたが何かを成し遂げようとすると、
その邪魔をする人が現れるでしょう。
でもとにかく成し遂げてしまいなさい。
あなたが誠実で正直であればあるほど、
あなたの心は傷つきやすくなるでしょう。
でもとにかく誠実で正直であり続けなさい。
あなたが何年もかけて築き上げてきたものが、
一夜にして壊されることもあるかもしれません。
でもとにかく築き上げなさい。
本当に助けが必要な人の中には、
あなたの手助けに乱暴で応える人もいるでしょう。
でもとにかく彼らを助けなさい。
世のため人のためにあなたに最善を尽くしても、
逆にひどい仕打ちを受けることもあるでしょう。
でもとにかく世のため人のために
あなたの最善を尽くしなさい
マザーテレサ
★十字架背負い四国一周 牧師ホーランドさん、県庁に午後ゴール
◆徳島新聞 2013年5月8日 14:37
十字の形をした長さ3メートル、重さ30キロの木材を背負い、四国を歩く男性がいる。通行人から「それは何?」「大工さん?」と声が掛かることもしばしば。男性はこう答える。「これは十字架。愛のシンボルだよ」
この男性は、全国各地で講演活動などに取り組む牧師アーサー・ホーランドさん(61)=東京都。米国人の父、日本人の母を持ち、大阪市生まれ。長髪、ピアス…、型破りな牧師として知られ、「不良牧師」という本も出版している。
2012年、還暦を迎えたのを機に東日本大震災の復興祈願も込めて歩いて日本を縦断した。その際、祖母の故郷の四国(牟岐町)を回れなかったため、四国一周を企画。4月7日に徳島県庁を出発し、1日35キロのペースで歩いた。
うわさを聞き、一緒に歩きたいという若者もいた。家族や仕事の悩みを聞くが、特に説法はしない。「一生懸命歩く姿を見せることで前向きな気持ちが生まれる。この旅のテーマは語らずして語る」
今回の旅を振り返り「ばあちゃんが育った海はきれいだった。お接待のスピリット(精神)も良かったね」と感慨深そうに語る。8日午後3時ごろ、ゴールの徳島県庁に到着する。
【写真説明】重さ30キロの十字架を背負って、四国一周に挑むホーランドさん=鳴門市北灘町折野
◼アーサー・ホーランド 【経歴】
1951年大阪市西成区生まれ。本名・岡田正之。日本でハイスクールを終えたあと、父の国アメリカへ。全米レスリング選手権チャンピオン2回、パンアメリカン大会銀メダル。全米柔道選手権大会でも3位に。23歳で洗礼を受ける。その後、首の骨を損傷して現役を引退し、伝道活動に入る。1982年からは活動の拠点を日本に移し、路上伝道、日本列島縦断十字架行進などをする。「ミッション・バラバ」の創設、バイク・ミッションでの活動、さらに薬物依存症などの少年少女に福音を伝えている。アーサー・ホーランド・ミニストリー主宰。
日本キャンパス・クルセード・フォー・クライスト所属の伝道者。
▲『バラバの妻として』坂口さゆり
(NHK出版)
ヤクザだった夫が生まれ変わった
夫を許す力を、愛する力をください。
◆マルコによる福音書 / 15章 15節
ピラトは群衆を満足させようと思って、バラバを釈放した。
そして、イエスを鞭打ってから、
十字架につけるために引き渡した。
◆逆説の10か条
1. 人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。
2. 何か良いことをすれば、
隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。
3. 成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。
それでもなお、成功しなさい。
4. 今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。
5. 正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
6. 最大の考えをもった最も大きな男女は、
最小の心をもった最も小さな男女によって
撃ち落されるかもしれない。
それでもなお、大きな考えをもちなさい。
7. 人は弱者をひいきにはするが、
勝者の後にしかついていない。
それでもなお、弱者のために戦いなさい。
8. 何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築きあげなさい。
9. 人が本当に助けを必要としていても、
実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
それでもなお、人を助けなさい。
10. 世界のために最善を尽くしても、
その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。