こんにちは。ルシーダの椎葉です。
昨日、2009年度のブッカー賞受賞作品が発表され、
Hilary Mantel氏の『Wolf Hall』が選ばれました。
ブッカー賞とは、世界的権威のある文学賞で、その年に出版された
英語で書かれた長編小説に与えられる賞です。
また、対象者がイギリス連邦及びアイルランド国籍の著者に限定
されていることもこの賞の特徴。
日本との接点としては、長崎で生まれイギリスで育ったカズオイシグロ氏が
『日の名残り(The Remains of the Day)』で1989年のブッカー賞を受賞しています。
最近では、2005年に『わたしを離さないで(Never Let Me Go)』が同賞の
最終候補作品にノミネートされました。
カズオイシグロ氏の作品は日本語にも訳されているものが多いので、
ぜひ書店で手にとっていただきたいと思います。彼の作品のトーンは、
日本の秋の静かでしっとりとした雰囲気にとてもよくマッチしています。
その他の著者の作品では、昨年のブッカー賞受賞作品であるアラヴィンド・
アディガ氏の『The White Tiger』という作品が文藝春秋社から
『グローバリズム出づる処の殺人者より』というタイトルで発売されています。
こちらの作品も面白そうなので読んでみたいと思います。
こうしてブッカー賞関連の作品を読んでみるのもまた一興ですね。
秋の読書を楽しみましょう
10月の《ごほうびらぼ》イベント情報
10月25日(日)10:00~『ごほうび★ブレックファースト』
申し込みは先着順に受け付けております。ぜひお気軽にご参加ください!
昨日、2009年度のブッカー賞受賞作品が発表され、
Hilary Mantel氏の『Wolf Hall』が選ばれました。
ブッカー賞とは、世界的権威のある文学賞で、その年に出版された
英語で書かれた長編小説に与えられる賞です。
また、対象者がイギリス連邦及びアイルランド国籍の著者に限定
されていることもこの賞の特徴。
日本との接点としては、長崎で生まれイギリスで育ったカズオイシグロ氏が
『日の名残り(The Remains of the Day)』で1989年のブッカー賞を受賞しています。
最近では、2005年に『わたしを離さないで(Never Let Me Go)』が同賞の
最終候補作品にノミネートされました。
カズオイシグロ氏の作品は日本語にも訳されているものが多いので、
ぜひ書店で手にとっていただきたいと思います。彼の作品のトーンは、
日本の秋の静かでしっとりとした雰囲気にとてもよくマッチしています。
その他の著者の作品では、昨年のブッカー賞受賞作品であるアラヴィンド・
アディガ氏の『The White Tiger』という作品が文藝春秋社から
『グローバリズム出づる処の殺人者より』というタイトルで発売されています。
こちらの作品も面白そうなので読んでみたいと思います。
こうしてブッカー賞関連の作品を読んでみるのもまた一興ですね。
秋の読書を楽しみましょう
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10月の《ごほうびらぼ》イベント情報
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申し込みは先着順に受け付けております。ぜひお気軽にご参加ください!