働き方コンサルタント 椎葉怜子のブログ

株式会社ルシーダ代表。理性と感性のキャリアカウンセラー。
テレワーク、女性の働き方、起業が専門。

政府の感覚、大丈夫??

2013年05月09日 | 【女性の働き方】
2度目の安倍政権になって以降、矢継ぎ早に色々な政策が
打ち出させるようになりました。

安倍首相は自民党の首相としては珍しく、女性関連のテーマに
強い関心を示して下さっているようです。

それ自体は大変ありがたいことなのですが、
「育休を3年に延長(3年抱っこし放題)」「女性手帳」といい、
提言の内容には失望を通り越して、怒りが込み上げてきます。

今月上旬には、政府が育休中の在宅勤務規制を緩和することを
産院選の公約の目玉にするというニュースがありました。

「子育てしながらでも、働き続けられる」環境を整備したい、
ということですが、自宅で小さい子どもの面倒をみながら、
オフィスと同じレベルで仕事をすることは現実的に困難です。

現在、在宅勤務を導入している先進的な企業でも、在宅勤務を
認める条件のひとつとして、「子どもが保育園に行っている
時間帯を労働時間とすること」が条件となっているはずです。
※子どもを保育園に預けた上での在宅勤務といっても、
 通勤時間がなくなるため、その時間を使って早朝や夕方に子どもを
 病院に連れていったり、余裕をもって食材の買い出しや
 夕食の時間を持てる等の大きなメリットがある。

「子育てしながらでも、働き続けられる」環境の整備ということであれば、
育休をむやみに延長したり、キャッチ―な在宅勤務という言葉を
打ち出すよりも先に、一刻も早い保育園の整備が
必要なのではないでしょうか?

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