我が家の買い物係は私。
今日も3回買い物に。
1回目は、近所のドラッグストアのチェーン店へ。
今日はシニアのポイント3倍の日で、
私は、こういう事に釣られるのです。
2回目は、少し離れた大型スーパーとホームセンターへ。
ベランダの花についた虫を駆除する殺虫剤を買い、
あとは、食材の買い出し。
大型スーパーのポイントが貯まって、
500円の買い物券が出ているので、
その消化を兼ねて。
ほんとにポイントに弱い。
少し遠いですが、自転車で往復し、何の苦労も感じません。
どうやら、私は買い物が好きらしい。
3回目は、駅前の100円ショップに、
カミさんから頼まれた植木鉢を買いに。
ここで、あれ、スマホを忘れて来たな、と。
買い物時は、カミさんに連絡の必要が出来た時のために、
スマホはいつも持って出るのですが。
家に戻った途端にスマホのことなど忘れて、
夕食の支度が出来た、という声にリビングに向かう時、
改めてスマホが見当たらないことに気づきました。
こういう時は、電話をかけて、コール音で所在を確認するのが一番。
カミさんの携帯から電話をしてもらいましたが、
どこからもコール音がしません。
どうやら、どこかで落としたらしい、と思い至りました。
そういえば、2回目の買い物をして帰宅した時も、
スマホを目にした記憶がありません。
つまり、2回目の買い物の途中で、落としたようです。
青くなりました。
娘は「スマホがなくなったら、死んじゃう」と言うくらい
スマホに依存していますが、
私はそれほどではないにしても、
スマホの便利さはよく分かっていますので、
失うのは辛い。
何より、中にある電話番号が失われてしまう。
用心のためにメモは残っていますが、
新しいスマホに入れ直すのが面倒。
それ以外に、自分なりに使いやすくカスタマイズしていたのが失われてしまう。
第一、今のスマホは2年前に購入したもので、
まだ機械の代金も払い終えていない。
それなのに、新しいスマホを新調するなんて・・・
とにかく捜索です。
2回目の買い物をした大型スーパーに電話して、
「スマホが届いていませんか」と訊くと、
しばらくして、
「一つ届いていますよ」
「画面は出ていますか」
「出ていますね」
「どんな画面ですか」
「ちょっと説明しづらいですが、電池残量10%と出ています」
「待って下さい。今、他の電話からかけてみますから」
と、固定電話から私のスマホに電話すると、
じきに、コール音が聞こえ、
「あ、今、来ました。自宅からだそうです」
あった!
私のスマホだ!
失った物を取り戻した喜び。
「お宅は12時までやってますよね。
取りに行きますから」
と告げて、再び自転車でスーパーへ。
サービスカウンターで名前を告げると、
すぐに、私のスマホが出て来ました
どなたかがレジに届けてくれて、
どこにあったかは係の方は分からないそうです。
良い方に拾われてよかった。
書類にサインして、
係のおばさんと
「日本でよかったですね」
と言い合い、
お礼のしるしに、必要のないものを買って帰りました。
娘からは
「ポケットなんかに入れるからだ」
と叱られ、
近所に出かける時使うように、と、
肩掛けのスマホショルダーポーチをもらいました。
失って初めて価値を知る、
とはいいますが、
なくして、その重要さに気づいた次第。
これを教訓にして、
スマホをなくすことがないようにします。
みなさんも、お気をつけ下さい。