産経新聞に↓の記事が出ていた。
永住資格のある外国人の
住民税や国民健康保険料の滞納率が
一部の自治体で日本人の3~4倍に上ることが
政府の内部資料で分かったという。
政府が改正入管難民法の審議過程での
7つの自治体を調査した内部資料によると、
ある自治体では令和5年11月末時点で、
日本人世帯のうち国民健康保険料を滞納していたのは約9%だった一方、
外国人世帯では約28%、
永住者世帯に限ると、約29%が滞納していた。
同月時点の住民税の滞納率は
日本人が約4%だったのに対し、
外国人が約20%、永住者が約18%だった。
別の自治体では国民健康保険料について調査。
日本人は納付すべき額の約96%を納めていたが、
外国人全体では約78%、
永住者に限っては約83%しか納付されていなかった。
つまり、日本人4%に対して、
外国人全体では22%、永住者では17%が未納。
「永住権を取得しているから、
税金を支払わなくてもら大丈夫」
と言った永住者もいるという。
というのは、
旧来の入管難民法では、
永住資格が取り消せるのは、
資格取得時に虚偽の申請をしていたことが
明らかになった場合などに限られているため、
資格取得後、税金や国民健康保険料の滞納をしても、
永住資格を取り消せないのだ。
こうした制度上の穴から、
永住資格の申請時に滞納分を納税し、
取得後は再び滞納する永住者が多数いることになる。
また、保険証が欲しい時だけ保険料を支払う外国人もいるという。
滞納を繰り返し、
自治体が財産を差し押さえようとすると、
別の自治体に引っ越す例もある。
こうした実情を踏まえ、
政府は6月に入管難民法を改正し、
税金などの悪質な滞納を
永住資格の取り消し要件に追加した。
従って、税金滞納者は、
永住資格が取り消される可能性がある。
これに対し、野党は「根拠がない」、
「外国人を差別的に排除するもの」
と反発している。
自治体の運営は住民税によってまかなっている。
ごみ収集・焼却場の運営、治安維持の警察、
消防、道路整備、医療その他を運営する財源は、
住民税だ。
その恩恵を受けるために、
住民税を納付するのは、当然の義務だ。
その義務を果たさないで、恩恵だけ受けるのは、
許されない。
どこをどうすると「根拠がない」と言う意見になるのか不思議だ。
日本人でも納税しない人はいる。
それは、統計学の正規分布から見て、
どうしてもはみ出し者は出て来る。
日本人の4%というのは統計学的に仕方ないことだ。
しかし、外国人の滞納者20%、5倍というのは、
統計上の法則に反した、
意図的なものだと言わざるを得ない。
永住資格とは、日本人と同程度の権利を外国人に認めるものだ。
権利には義務が伴う。
義務を果たさない外国人に対しては、
権利を剥奪するのは当然のことだ。
汗水垂らして税金を収めている人に対して、
払わない人に罰則が適用されないのはおかしい。
「正直者が損をする」ような社会を作ってはいけない。
もう一つ、↓のような記事もあった。
埼玉県川口市に在留するトルコの少数民族クルド人らが働く
解体工事会社の資材置き場をめぐり、
近隣住民などからの苦情や要望が
過去2年間で70件超にのぼっているという。
廃材などを満載した大型トラックが狭い生活道路を頻繁に出入りし、
住宅の壁や縁石が壊されたり、
トラックの重みで簡易舗装のアスファルト道路が沈み込み、
水道管が破断して水が吹き出すなどの被害が出ている。
最近では、資材置き場に集団で集まり、
大音量の音楽を流す迷惑行為で
警察が出動する騒ぎもあった。
資材置き場にクルド人100人以上が集まり、
20台以上の車両が路上駐車。
大型連休の午後に大音量で中東系の音楽を流して騒いだ。
音は約1キロ離れた場所でも聞こえたという。
近くには特別養護老人ホームや小中学校もある。
住民からの連絡で市議らも駆けつけ、
現場にいたクルド人男性に尋ねたところ
「日本でいう盆踊りのようなものだ」と説明。
路上駐車については
「買い物やトイレにいく車が必要だから、動かせない。
邪魔じゃないからいいだろう」
と移動を拒んだ。
クルド人らはマイクで叫んだり呼びかけたりもしたため
市議が注意すると、日本語を話すリーダー格の男性は
「大金をかけて音響施設を用意したので、
音は絶対に下げない。
音で取り締まりをしてみろ」
と言い放ち、こう続けたという。
「今は日本人の理解が足りないけど、
10年後はわれわれを理解する日が来る」
少し前には、病院でクルド人たちが騒動を起こしたことが報道された。
クルド人が簡単に日本に入国出来るのは、
トルコと日本の間で観光目的でのビザ免除の協定があるからだ。
それで、観光名目で入国し、
期限が過ぎても居座る。
つまり、不法滞在である。
それが発覚しても、難民申請中は、
強制送還が免除されるから、
何度も難民申請する者が出て来る。
最近、その回数が制限された。
また、強制送還しようとすると、
「アバレルヨー」と言って、
飛行機に乗る時暴れる者がいるという。
力で連れ込もうとすると、
意図的に小便をもらして、
旅客機に乗ることが出来なくするという。
滅茶苦茶だ。
クルド人を非難すると、すぐ「ヘイトだ」という人がいる。
そんなことはない。
日本に住むのなら、
日本のルールを守れと言っているだけだ。
この2件、税金の滞納問題とクルド人による騒動は、
深いところでつながっている。
日本人社会に根付く「思いやり精神」を理解していないのだ。
日本人の中には、「人に迷惑をかけてはいけない」という文化が
滲み込んでいる。
だから大音響で音楽をかけることを控えるし、
集団での騒動もしない。
電車の乗り降りもちゃんと並ぶし、
来日外国人が日本社会の秩序を驚くほどだ。
それも長い間に日本人全体が社会の中に組み込んだものだ。
税金も保険料も、お互いが支え合うという意識で収めている。
自分が収めなければ、誰かが負担しなければならない、と。
しかし、それを理解しない文化で育った人たちにとっては、
「払わずに済むなら、払わない方が得」
「自分たちの楽しみを優先してどこが悪い」となる。
「郷に入れば郷に従え」というが、
日本に住みたいのなら、
日本の文化を理解することから始めることだ。
「10年後はわれわれを理解するようになる」
ではなく、
「まず、日本の文化を理解せよ」と言いたい。
日本の労働力不足から移民受け入れを唱える人がいるが、
私は反対だ。
日本人の心、日本の文化を理解しない人々が入ってくれば、
日本の良さがなくなってしまう。
なにより、移民を受け入れるということは、
彼らの子孫たちにも責任を持つということなのだ。
島国日本に伝統的に伝わってきた「和」の精神を
他の文化の持ち主たちによって損なってはならない。