・紅葉狩り141104（１）長老湖

　昨日（１１月４日）の紅葉狩り、あらためて第１回です。
　七ヶ宿町（しちかしゅくまち）の長老湖（ちょうろうこ）です。

　あえて言葉を飾ろうなどとは思いません。長老湖、紅葉が見事でした。
　早かったのか、遅かったのか、これがベストだとは思いません。でも、見事なものが見事であることに変わりはないわけで、これは、もう、見事と言うしかありません。
　欲を言えば。あえて、欲を言えば、１０月中に来ておきたかったですね。それで、ああ、早かったな・・・とか言って、それで、もう１回来てみるというのがよかったと思います。例年、そんなパターンだったんですけどね。今年は、１回目が１１月になってしまいました。
　さらに欲を言えば、時刻として、もっと遅い方がよかったと思いますね。午後の、夕方になる前あたりがいいんじゃないかな。湖の向こうの木々に正面から陽の光があたって、湖の背後の木々の影が湖面を覆うようになると、湖面に紅葉が映って、黄金色に燃え上がります。恐ろしいほどの光景が現出します。

　長老湖の「真ん中」と言っていいと思います。
　ボートがあって、食堂があるわけですけど、休日だけの営業なんだと思います。自動販売機もあるんですけど、このときは故障中とのことでした。しかも、檻の中に入っていました。ちょっとシュールな光景です。

　長老湖の「真ん中」を過ぎたあたりです。
　遠くの紅葉を眺めるのではなく、紅葉に包まれるような感じになるところです。

　長老湖の「奥の方」と言っていいと思います。
　ここは、遅かった・・・と思いました。
　１０月中に来て、ああ、早かったな・・・などと思うとき、ここまで来ると、おお、綺麗だ・・・などと思ったりするところなんですよ。

　長老湖の向こう側に見える山は、不忘山（ふぼうさん）です。冠雪してますね。

　長老湖っていうのは、もともと小さな沼だったものを、発電用に拡張してできたものです。人工湖と言っていいんじゃないかと思います。
　長老湖の中に建っている「家」も、東北電力の「施設」です。ひょっとしたら、日本で一番美しい「施設」かもしれません。

　昨年までの３年間、長老湖には歩いて来ていました。大地震のときに道路が不通になり、やまびこ吊橋に行って車を駐めて、長老湖まで歩いて来たのです。以来、それがパターンになっちゃいました。
　今年は、４年ぶりで、長老湖まで車で来たということになります。長老湖からやまびこ吊橋まで歩いて行ってみる、とか、車で行ってみる、などというプランもあったのですが、結果として、やまびこ吊橋には行きませんでした。
　この後、滑津大滝（なめつおおたき）に向かいます。

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