9月に読んだ本を振り返ってみたいと思います。
ここでは『蛾はどこにでもゐる』をチェックしてみました。漫画じゃなくて小説です。そろそろ小説も読もうかなと思っているのだけど、なかなか読めません。
漫画は、枕元に置いてあるタブレットPCにダウンロードしていて、寝る前に読み、読みながら寝るというスタイルが確立されています。興が乗れば、1日に10冊くらい読んだりします。
小説は、スマホで読みます。かつては枕元にスマホが置いてあり、寝る前に読み、読みながら寝るということを繰り返していたわけですけど、そのポジションをタブレットPCに奪われて以来、小説を読む時間がつくれません。
ここでは『透明なゆりかご』をチェックしました。作者自身の体験に基づくエッセー漫画と言ってよいと思うのだけど、高校生(准看護科)である主人公が産婦人科でアルバイトをするという話です。人工中絶の話もさることながら、いろんな出来事が次々と起こります。主人公(作者)は、さまざまな生と死に関わることになるわけですが、そうしたことを見つめる視点がいいと思いました。あえて一言で言ってしまえば、「深刻ぶらない」ところがいいんですね。作者の沖田×華さんはアスペルガーなんだそうですけど、その感覚かなという気がします。1話ごとに、いろんなことを考えさせられました。
ここでは『レ・ミゼラブル』をチェックしてみました。原作(邦訳)に忠実にコミカライズしたという作品です。お話のアウトラインとかは知っているわけだけど、そうか、そういうことだったんだ・・・と思うところがたくさんありました。ジャンバルジャンって「枝切り人」だったんですね。原作も読んでみようと思って、ダウンロードだけはしているのだけど、なかなか手を出させないでいます。
ここでは『響』をチェックしてみました。主人公は小説家として天才的な才能をもつ女子高生なんだけど、その性格が凄いのです。どう凄いのかをうまく説明できないのだけど、ギャグ漫画ではなくストーリー漫画で、ファンタジーなどではなく日常世界が舞台になっている中では、かなり凄いです。クラスメイト、出版社の編集者、プロの小説家たちが次々と巻き込まれていきます。
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