一番右下に写っている『スプートニクの恋人』ですけど、これは、たぶん、8月に読んだんだと思うんですけど、8月の撮影会(笑)のときに漏れてしまったんですね。せっかくなので、こっちにまじってもらいました。ちょっとだけ感想を書いておくと、『1Q84』と同じような話が出てきて、面白かったです。
なにしろあれだけのベストセラーですから、文庫版が出たら読んでみようとは思っていたのですよ。その文庫本が出ているということは先々月あたりから気がついていたのだけど、しばらくは放って置いた後で、とりあえず第1巻(1~2)だけ買ってみて・・・という感じになりました。でも、読み始めたら止まりませんね。さすが・・・としか言いようがありません。非常によくできています。文句なしに面白いです。すぐに第2巻・第3巻(3~6)も買ってきて、イッキ読みしました。そろそろ第4巻(7~10)が出るはずなので、楽しみ、楽しみです。
「警察小説の超新星」なんていう惹句は相手にしなかったのだけど、ひょっとしたら面白いかもしれないと思って、『プラ・バロック』を買ってみました。
こういうのはバクチみたいなもんだと思うんですけど、まあ、アタリでしたね。絶賛するつもりはないのだけど、なかなか面白いです。続編である『エコイック・メモリ』も買ってしまいました。
これは、なかなか面白かったです。特筆すべき大事件が起こるというわけではないんだけど、純粋な青春小説として面白かったですね。伊坂さんとは年代が離れているのだけど、仙台での学生生活・・・っていうあたりの匂いにキュンとしちゃいました。
これは、とっても評判の悪い本です。なにしろ、第一巻が終わった段階で、曹操の祖父が青年だったりします。もちろん、曹操は生まれていません。いわゆる、ふつうの「さんごくし」の「さ」にも入っていないわけですね。三国志が読みたい・・・と思っている人にとっては、つまらない本だと思います。
でも、カエサルとしては、さすが宮城谷さん・・・と思ってしまいましたよ。どこがどう面白かったのかなどという分析をしてみるつもりはないけれど、とりあえず、第二巻から第七巻までを買ってきてしまいました。まあ、じっくりと楽しむことにします。
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