カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

・紅葉狩り2015(4)松ヶ丘河川公園

2015年11月11日 | ☆野鳥とか    

 11月6日(金)に紅葉狩りに行ったわけですけど、そのシリーズの4回目です。最終回ということになります。
 今回は、宮城県刈田郡蔵王町の「松ヶ丘河川公園」です。
 白石市との町堺、東北自動車道・白石ICからは至近距離です。
 今回の場合、「紅葉狩りに行った」というわけではなく、「紅葉狩りの帰りに寄った」ということになると思います。
 水鳥さんたちにあいさつに行ったわけです。


 まあ、こんな感じのところなんですけど、カエサルとしては、何か違和感がありました。
 一口で言えば、「水鳥たちが少ない」ということになります。
 すでに11月になっているので、もっと来ているだろうと思っていたんですけど、正直なところ、ちょっとガッカリです。
 その割には、白鳥はけっこういます。この時期としてはちょっと多いくらいじゃないでしょうか。なんか、ヘンなんですよね。
 まあ、種ごとに見ていきたいと思います。














 オオハクチョウです。
 きちんと数えたわけじゃないですけど、十数羽いました。
 5年前?6年前?にはコハクチョウもいたんですけど、ここ数年、カエサルが見ているのはオオハクチョウだけです。せっかくオオハクチョウとコハクチョウの見分け方がわかってきたのに・・・という思いはあります。
 踊ったり、飛んだり、バトルしたり、なかなかのパフォーマンスを見せてくれました。この日の松ヶ丘水鳥大賞(?)は、文句なしにオオハクチョウだと思います。オオハクチョウだけで「15枚の組写真」をつくっちゃおうかとさえ思いました。






 オナガガモです。
 胸の白いのがオス、全体が茶色っぽいのがメスです。
 オナガガモは、数十羽いました。100羽以上はいただろうと思いますけど、ひょっとしたら100羽はいなかったかもしれません。
 オナガガモとしては、松ヶ丘のオナガガモとしては、少ないと言っていいと思います。最初に感じて、その後もずっと感じ続けた違和感の、最大の原因がこれですね。






 カルガモです。
 カルガモも、数十羽いました。でも、100羽はいなかったと思います。
 カルガモについてはいつも通りと言っていいと思うのだけど、オナガガモが少なかった分、目立ちましたね。
 カルガモが目立ったのは、鳥たちの種類が少なかったということもあります。この日の松ヶ丘は、オオハクチョウとオナガガモとカルガモしかいなかったと言ってもいいような状況でした。




 ハクセキレイです。
 ハクセキレイはいました。
 でも、スズメもハシブトガラスもハシボソガラスもいませんでした。トビが飛んでくることもありませんでした。
 淋しい松ヶ丘ということになってしまいました。




 上の写真がキンクロハジロ、下の写真がホシハジロです。
 ハジロたちもいることはいたんですけど、かなり遠いところでした。写真は、ズームの望遠端で撮ったものをさらにトリミングしています。
 撮っているとき、こんな風には見えないので、たぶんキンクロだな・・・などと、確認することもできないままに撮っていました。
 ホシハジロはともかく、キンクロハジロと言えば、オオハクチョウ・オナガガモ・カルガモと並んで松ヶ丘の四天王と言ってもいいような存在なんですけどね。それをこんな遠くでしか撮れなかったわけです。
 かなり淋しい松ヶ丘だったわけです。








 何かが飛んで来たので撮ってみました。
 黒い鳥ですけど、カラスではありません。
 何かが飛び立ったので撮ってみました。
 黒い鳥なので、オオバンかな?とも思いましたけど、ちょっと違うような気もします。
 この4枚も、さっきのハジロたちと一緒で、ズームの望遠端で撮ったものをさらにトリミングしています。撮っているときは、こんな風に見えているわけではありません。撮った画像をその場で確認してみるとなどということもしていません。
 帰宅して、画像を見ていて、「どこかで見たことがあるような気もするけど、少なくとも、松ヶ丘では見たことのない鳥だ」と思いました。撮っているときは、それさえわかりませんでした。
 調べてみました。これ、「ウ」じゃないでしょうか。
 たぶん、「カワウ」だと思います。こんな画像ですから「カワウ」か「ウミウ」かなんてわからないわけですけど、川に来ているんだから「カワウ」じゃないかと思ったりするわけです。
 ちなみに、いわゆる「鵜飼い」に使われるウは、ウミウです。全国各地で鵜飼いが行われているわけですけど、ほとんどは茨城県日立市で捕獲されたウミウが使われているんだそうです。
 ウミウならば、日立市のかみね動物園で見たことがあります。
 これが「カワウ」だとすると、カエサルは生まれて初めて見たことになります。仮に「ウミウ」だとしても、松ヶ丘では初めて見たことになります。
 KKSO(来る者は拒まず、去る者は追わず)を標榜しているカエサルですが、こういうニューカマーは嬉しいです。
 KKSOなどと言いながら、まだ来ていない鳥たちには来て欲しいし、去って行った鳥たちには戻って来て欲しいです。
 ユリカモメの乱舞する松ヶ丘なんて、もう見られないのでしょうか。


 「紅葉狩り2015」シリーズは、これで完結ということになります。
 たぶん、今年はもう紅葉狩りはできないと思うんですけど、松ヶ丘にはまた来たいと思っています。
 今年の紅葉狩りは、この日1日だけということになりました。
 例年だと、2日くらいは来るんですけどね。早過ぎたり遅すぎたりもするわけですけど、それが紅葉狩りの楽しさなんじゃないかと思ったりします。
 でも、実は、今、代車なんですよ。代車の乗り心地はすこぶる良いのだけど、車内禁煙なんですね。ちょっと辛いものがあります。どこかに出かけようという気持ちは萎えてしまうんですね。
 今回、長老湖・やまびこ吊橋・滑津大滝に行った後、七ヶ宿公園にも七ヶ宿ダムにも材木岩にも寄りませんでした。材木岩には行きたいと思ったのだけど、あそこ、全面禁煙なんですね。いつもだと帰りの車中で一服するわけだけど、今回はそれさえもできないということで、見送ってしまいました。
 話がずれてきたところで、「紅葉狩り2015」シリーズをおしまいにしたいと思います。


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