ここで、ポツリ、と来たので、じゃあ、路面の写真を撮っておこうと思ったのが2枚目です。14:14:06の撮影です。その直後に、ドカンと来ました。
それからカエサルが何をしたかというと、まず、カメラに手拭いをかけたんですけど、そんなものは何の役にも立たなかったので、バッグから折りたたみ傘を取りだし、開き、地面の上に置きました。傘の下にバッグを入れ、バッグから雨天用のレンズフード(自作)を取り出して通常のフードと交換しました。そうやって写真を撮り始めたのが3枚目です。14:16:36の撮影でした。2分30秒もの間ドタバタしていたわけで、すでに演舞は中盤にさしかかっています。
後ろのお客さんの迷惑になるので、傘を差すわけにはいきません。羽織るようなものもなかったので、体の方はあきらめました。ズブヌレです。ステージ上のぽっそと一緒だと思いました。若い女の子たちと一緒に濡れることができるなんて、めったにあることではありません。こんな雨の中、踊る阿呆に、撮る阿呆。一体感めいたものを感じてしまいました(笑)
・・・というわけで、ぽっその演舞だけ、15枚組で紹介させてもらいます。
曲目は「華志」です。「華志」と書いて「はなざね」と読むみたいです。どうしてそんな読み方をするのか、どんな意味があるのかなどについてはわからないんですけど、去年のみちよさでファイナルに進出したときの曲です。
ぽっその演舞の特長は、色の変化だと思います。この記事の写真でもわかると思いますが、「華志」の衣装は、前が赤、背中は青という配色。前を向いているときと後ろを向いているときでは色が違います。腕を振れば、袖の色が変わります。全員が一斉にやれば全体が一斉に変わり、タイムラグをつければグラデーションのように変化していきます。そうした変化のさせ方を極めたのが「華志」だと思うのです。「クシクラゲの櫛板のような鮮やかさ」だと思っていました。カエサルとしては最大級の褒め言葉です。
もちろん、この雨の中では「華志」の素晴らしさを味わうのは無理です。袖がヒラヒラしないので、物理的に難しいと思います。しかし、そうしたことを補って余りあるのが、この子たちの表情ですね。写真の画質が悪いのはどうしようもないのだけど、写真などどうでもいいと思います。このときのこの子たちは、最高の表情をしていました。
演舞の途中で雨が弱まりつつあったのだけど、彼女たちが、ぽーぽっそ、ぽーぽっそ・・・と退場していて行った後は、もはや「小雨」と言っていい状態になっていました。
もちろん、YOSAKOI のステージ演舞は続きます。
次回(10)は、「1日目の2回目のステージ演舞」です。伊達武将隊、向日葵、喜月/笑雀、柳生、ORI姫隊。1日目編の最終回ということになります。
・・・ということまで書いておいて、おまけ(その1)です。
このときの動画がUPされていました。 https://youtu.be/n4ax_hMvNCE です。
このときの雨がどんな雨だったのか、よくわかると思います。
おまけ(その2)です。
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