カエサルは、外食をするようなとき、たいていは B001(10-24mm)を持っていきます。半田屋は、B016(16-300mm)でその代用ができるかどうかをチェックしてみたということになります。
10mm(フルサイズ換算15mm)なら軽々と全景が入ってしまうのだけど、16mm(フルサイズ換算24mm)だと、さすがに苦しいです。
でも、全景を撮りたかったわけじゃないんですね。この写真は、看板も写っているし、入口も写っているし、「店の外観」の写真として不足はないと思います。
B016の最短撮影距離は0.39mで、B001(0.24m)に比べれば、撮りづらいです。近づきすぎて焦点が合わなくなり、ちょっとカメラを引くというようなことがありました。でも、B008(0.49m)のように、身をのけぞらせないと写真が撮れないというようなことはなくなりました。
B001ならば車のメーター類まで写るのですが、B016では写りません。でも、メーター類まで入れた写真を撮りたかったわけではないのです。
このときにチェックしたかったのは、このレンズで「どのような写真が撮れるのか」ということではなくて、カエサルが「どのような写真を撮りたいのか」ということだと言ってよいと思います。
B016でB001のような写真を撮ることができないというのはアタリマエです。問題は、そのことを不満に感じるかどうかということです。店の全景が写らなかったり、メーター類まで写らなかったりしたわけですけど、特に不満には思いませんでした。しばらくは、外食したり、イベントなどを撮りに行くときには、B016だけ、つまり、カメラ1台だけを持っていこうと思っています。
270mmで撮っていたときに比べて、ちょっと大きめに撮れているはずです。撮っているときにそういう気がしないでもなかったのだけど、どちらかと言うと、ほとんど違いを感じなかったと言っていいと思います。
撮った写真を見ていて、写界深度が浅くなっている気もしました。本当はそんなことを感じていないのかもしれませんけど、そうなるはずだということがアタマにあるので、そう思い込んでいるだけかもしれません。
これまでの写真を撮っていたとき(4/9)もオオイヌノフグリを撮ろうと思っていたんだけど、見当たらなかったのです。こんな時期にいなくなっちゃうんだっけ?と思って、ビックリしていました。でも、昨日、庭に出てみたら、あちこちにいました。
写真を撮るときには、カメラが、レンズが・・・ということになるわけですが、写真を撮るのは人間なんだなと思ったりしました。
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