京都彷徨（６）

　京都府庁を出た後、京都御苑に行きました。これは、さすがのカエサルでも道に迷いようがありません。まあ、宮城県庁から勾当台公園に行くようなものですね。
　でも、京都御苑は勾当台公園とは違います。広いです。とんでもなく広いです。地図を見ていて、頭ではわかっていたのだけど、実際に見てみると、本当に広いです。
　カエサルは、Ａから入って、Ｂ→Ｃ→Ｄと移動したのだけど、このコースでちょうど１kmというところですね。

　Ａ地点から撮りました。道が広いですよね。幅員としては、片側２車線の道路くらいかな。でも、広いですよね。何もないということが広さを感じさせちゃうんだと思います。
　つきあたりが、Ｂ地点（仙洞御所）です。距離としては、５００ｍくらいかな。でも、遠いですよね。ふつう、街の中を歩いているとき、５００ｍ先っていうのは見えないと思うんですよ。それが見えてしまうというのが遠さを感じさせちゃうんだと思います。
　まあ、広いし、遠いし。疲れがドドッと出てきました。京都御苑の後、下鴨神社に向かうというプランもあったんですけど、とんでもない話です。ここから一番近い地下鉄の駅はどこだろう・・・なんて思っちゃいましたよ（笑）

　Ｂ地点からＣ地点へ向かうところです。左側に見えるのが京都御所ですね。
　ここに来るまでの間、白雲神社というところには寄ってみました。まあ、ふつうの小さな神社です。あとは、ただひたすら歩いただけです。
　京都御苑は、地図で見ると、大きな池があるんですよ。そこに行ってみようと楽しみにしていたんですけどね。でも、仙洞御所・大宮御所の中で、塀に囲まれていて、入れないんですね。見ることさえできないんですよ。がっかりしました。疲れに拍車がかかりました。

　Ｄ地点です。ここが、カエサルくんの京都彷徨の北限。この後は、京都市内を南下していくことになります。帰路ということにもなりますけど、どこまで行けるのかな。京都駅まで歩いて帰る自信なんてまったくありませんでした。

　さっきのＤ地点からちょっとだけ南下したところ。ここも、まだ、京都御苑の中ですね。
　歩き疲れたカエサルを、散り忘れた紅葉が励ましてくれました。

　京都御苑を抜け、寺前通に入りました。
　ここは、下御霊神社かな。大きな年賀状みたいなのが掲げてありました。

　ここは、革堂（行願寺）かな。本堂みたいなところの前の、香炉みたいなところの上に、唐獅子さんみたいなのがいました。寺社仏閣に関する表す言葉ってほとんどわからないんですけど、狛犬じゃないと思います。

　ここも、革堂かな。こういうのは、千社札っていうんですよね。これって、どうやって貼るんでしょう。身長が３メートルくらいある人に頼んで貼ってもらうということじゃないよね。

　寺町通りで一番気に入ったのは、これかな。
　寺社仏閣じゃなくて、古物商みたいなところの店先に出ていたんですけど、何ともいい表情をしていると思います。最近流行の「ゆるキャラ」っぽくもあり、それでいて、仏像みたいな味わいもあります。いくらぐらいするんだろう？　なんか、今になって欲しくなってきちゃいましたよ（笑）

　さて、昼食です。カツ丼です。京都と言ったら、やっぱり、カツ丼ですよね・・・ってなことを書いてしまうと、本気にする人がいるかもしれないので、書いておきたいと思います。京都はカツ丼、カツ丼は京都・・・です（笑）
　このとき、すでに１４時３０分を過ぎているんですよ。神泉苑を出たのが正午で、そのうちどこかで、どこかでそのうち・・・などと思っているうちに、こんな時間になっちゃいました。
　ここに来たとき、本当に疲れ切っていたのですよ。でも、腹に物が入ると、さすがに元気が出ますね。この後は、市役所に行って、新京極に行って、鴨川に行って・・・という予定。よーし、がんばるぞ!!

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