D3100（自然観察の森）

　D3100を持って、太白山自然観察の森に行って来ました。
　D3100の記念すべき１枚目は、この写真ということになります。レンズは、標準ズーム。撮影モードは、たぶん、風景モードです。

　この写真は、なんか、鮮やかな赤が出ましたね。光の加減とかだろうと思うのだけど、カメラの特性という可能性もあります。でも、そういうことをチェックしようという気持ちはないんですよ。なんとなく撮ってみたら、こんな写真が撮れちゃった・・・という感じですね。

　「D7000ユーザーによるD3100のインプレッション」みたいなことを書きたいという気持ちはあるのだけど、設定を変えたり、条件を整えたりして撮り比べするつもりはないのです。このときも、D7000は車の中に置いて、D3100だけを持って森の中に入りました。
　ふだん、D7000を使っているときだって、ややこしいことは考えていなくて、撮ってみたら撮れちゃった・・・っていう感じでやっているわけです。D3100でも、難しいことは考えずに、まあ、とりあえず撮ってみようと思ったわけです。

　D3100とD7000の決定的な違いというと、まず、値段でしょうか。
　D3100（ダブルズームキット）は約４万円だったんだけど、D7000（＋タムロンの18-270）は、時価でどうなっているかはわからないけど、買ったときは２０万近くしました。D3100の圧倒的な勝利、同じ土俵では戦えませんね。

　決定的な違い、その２・・・ということでは、D3100の方が小さくて軽いということでしょう。
　D7000を扱い慣れている手でD3100を持ってみると、ちょっと楽しくなるくらいの軽さです。もしD3100が３台あったらお手玉をして遊びたい・・・と言いたくなっちゃうほどの楽しさを感じました。もちろん、ミラーレスとかに比べれば、D3100だってでかいし重いということになります。そうした意味では、D3100もD7000も五十歩百歩ですけどね。
　今回の撮影で、D3100はストラップなしでした。念のためにカメラバッグは持っていったのだけど、小１時間ほどの間、バッグに入れるようなことはなく、ずっと手で持っていました。D7000だったらそういうわけにはいかないだろうな・・・ってなことを考えると、この勝負もD3100の勝利ですね。

　決定的な違い、その３・・・としては、D3100は感度が低いと思いました。
　設定とかはまったくいじっていないので、いじってみてどうなるのかはわからないのだけど、オートモードだと、かなり明るい室内でも内蔵フラッシュがポップアップするのですよ。
　ふだん、D7000では発光禁止にしていますからね。内蔵フラッシュなんて、ごくまれにしか使わないわけで、勝手にポップアップしちゃうなんてことはないわけで、ちょっとびっくりしました。

　今回の撮影は、１１月３日の１６時、薄曇りという感じの天候、森の中・・・ということで、けっして明るくはなかったのだけど、それほど暗いというわけではなかったんですよ。暗くなる前に・・・と思って、ちょっと無理して撮りに来たんですからね。
　風景モードというのを使ったのでフラッシュがポップアップするようなことはなかったのだけど、シャッタースピードは１５分の１秒とか、１０分の１秒とか、そんな感じでした。データを調べてみたら、ＩＳＯは８００までしか上げていないみたいですね。たぶん、１６００や３２００にすることもできるんだろうけど、デフォルトではそこまで上げないようにしているということだと思います。

　１５分の１秒、１０分の１秒ということになると、ちょっと緊張しますよね。肘を体につけて、両手と額でカメラを固定して、息を吐きながらシャッターを切る・・・とか、そういうことを意識しながらの撮影になりました。
　D7000ならば、このときくらいの条件ならば、たぶん、２５０分の１秒シャッターです。カメラぶれのことなんか気にせずに写真が撮れたはずです。使い慣れていて、設定もいじりまくっていますからね。デフォルトのままのD3100では歯が立たないという感じです。まあ、D7000の初勝利というところでしょうか。

　画質としては、どうなのかな。
　率直な感想としては、撮れるだろうなと思った写真が撮れたという感じです。凄いとも思わなかったけど、物足りなさも感じませんでした。
　同じ条件で撮り比べをしてみて、ピクセル等倍の画像を並べたりすれば、違いは出るだろうと思います。でも、こうして縮小した画像をＵＰしている限りでは、たいした違いじゃないんじゃないかな。それに、今回の記事ではそういうことをしないということになっているので、あえて勝敗はつけないことにします。

　D3100とD7000を比較してみるというのは、けっこう怖かったりします。スペックの上ではD7000の方が優れているっていうことはいくらでも書けると思うんだけど、そういう数字って、使っている人の撮影技術とかによっては意味がなかったりするわけです。つまり、カエサルはD7000をまともに使いこなせていないということがバレバレになっちゃうわけですね。
　まあ、いいや。こういうブログをやっているものだから、カエサルのことを「写真を撮る人」だと思っている人がいるんだけど、実は、カエサルは写真を撮っているのではないのです。写真を撮る練習をしているだけなんですね。最近、そう思うことにしています（笑）

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