我は行く、さらば昴よ・・・なんて歌ってきたりもしたわけです。
でも、すばる(昴)がどこにいるのかを知らなかったりするわけです。
ここんとこ、オリオン座(青い線)や冬の大三角形(赤い線)なんかの写真を撮っていたわけですけど、すばるも写っているということに気がつきました。
写真を撮っているときはどこにすばるがあるのかも知らなかったわけで、狙って撮ったわけではありません。すばるのことを調べてみたら、アルデバランと同じおうし座にあるということなので、じゃあ、どこかに写ってるんじゃないの・・・なんて思って見てみたら、写っていました。
じゃあ、今度は狙って撮ってやろうと思いました。
前日はすばるの右側にいた月が、アルデバランとすばるの間に入り込んでいました。こりゃダメだと思いました。
写真ではアルデバランが写ってますけど、肉眼では、月がまぶしくてアルデバランが見えなかったんですよ。アルデバランがわからなかったら、すばるなんてわかるはずがありません。
これまでは10mm(フルサイズ換算15mm)で撮っていたわけですけど、望遠での撮影にも挑戦してみようと思っていたのですよ。バリアブルモニターのついているD5100を使ってみようとも思っていました。そうしたことの練習というくらいのつもりでした。
すばるが見えているわけじゃないんですけど、たぶん、このへんだろうというあたりにレンズを向けてシャッターを切ってみたわけです。すると、写ってるんですね。びっくりしました。
これは、85mm(127mm)での撮影です。この後、270mm(405mm)での撮影に挑戦します。
この写真なんかは、よく撮れたと思っています。これ、ノートリです。トリミングしていません。
知らない人もいるだろうと思うので書いておきますけど、「すばる」というのは1つの星の名前ではありません。「プレアデス星団」という、星の団体さんです。
通常の視力の人だと6~8個くらいが見えるんだそうですけど、25個見えたという記録もあるそうです。ガリレオは、望遠鏡を使って、36個まで確認したそうです。数が決まっているわけではないみたいですね。日本には「六連星(むつらぼし)」という言い方もあり、英語圏では「Seven Sisters」という言い方をするそうです。
おとうさんがアトラース、おかあさんがプレーイオネーで、アステロペー、メロペー、エーレクトラー、マイア、ターユゲテー、ケライノー、アルキュオネーというのが娘たちということなんだそうです。
この娘たちのオッカケをしているのがオーリーオーン(オリオン)なんだそうですよ。でも、この手の話に入り込むとキリがないので脱出しましょう。
アルデバランとすばるが写っているわけですけど、肉眼では、月がまぶしくて、アルデバランもすばるもわかりません。
ちなみに、1月12日から15日までは、冬のダイヤモンドの中に月が入っちゃうみたいです。はっきり言って、いい迷惑ですね。
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