この日も、曇っているからダメだろうと思っていたのだけど、ベランダに出てみたら星が見えるんですよ。雲に隠れたり、出てきたりの繰り返しでしたけどね。その気になれば写真が撮れるだろうという感じだったので、やってみることにしたわけです。
三脚・リモコン・ライブビューを使った撮影も、少し慣れてきました。設定も「10mm(フルサイズ換算15mm)、F/3.5」というのは前回と同じですが、「ISO6400、1秒」だったのを「ISO400、4秒」にしてみました。
21時33分から57分まで撮りました。氷点下だったのに、がんばりましたね。星の写真を撮ったんだか、雲の写真を撮ったんだかわからないようなところはあったわけですけど、それなりに撮れているだろうと思いました。
ベランダに出てみたら、あれ?雲がない・・・ということで、あらためて撮ってみることにしました。10枚くらい撮ったんですけど、これが一番よく撮れていると思います。冒頭の画像も、この後の画像も、すべてこの写真を使っています。
この写真を見て、オリオン座、冬の大三角形、冬のダイヤモンドがわかればいいわけですね。知っている人なら一目でわかるのだろうけど、シロートにとってはかなりやっかいな仕事です。
今回は、たぶん、大丈夫だと思います。
カエサルを誤らせた犯人は、ジュピター(木星)ですね。とにかく明るい星がプロキオンの上にいるので、それをポルックスだと思ってしまったのですよ。
オリオン座も、大三角形も、ダイヤモンドも、いつでも同じ形をしていて、毎年、決まった時間に出てくるわけです。去年も、来年も、1月10日の22時23分には同じ場所にいるはずです。
でも、木星・金星・火星などの惑星は、動きが複雑なんですね。冬のダイヤモンドの中に木星がいるなんてのは今年だけの話・・・ではないんだろうけど、去年はいなかったし、来年もいないんだと思います。星座シロートにとっては迷惑な話で、すっかり騙されてしまいました。
まあ、何はともあれ、オリオン座に加えて、大三角形とダイヤモンドを覚えましたね。シリウスが太陽に次いで2番目に明るい恒星であることとか、木星はもっと明るいこととかも勉強しちゃいました。
・・・などということを書いているうちに「すばる(昴、プレアデス星団)」を発見してしまいました。
次は、すばるを望遠で撮ってみたいです。
もしユリウス・カエサルという歴史上の人物を知っていたら思い出していただければ幸いです。
ユリウス・カエサルより
このブログでも、軽い気持ち(まさか何年も続けることになるとは思いませんでした)で「カエサル」を名乗ることにしました。
一人称も「カエサル」としているんですけど、『ガリア戦記』のまねっこみたいなところがあります。
でも、ユリウス一族ではないということで、ミラクロン・カエサルを名乗らせてもらっています。
まあ、何かのご縁だと思いますので、お暇なときは遊びに来てください。