本日の記事は、東北六魂祭です。 2011年の、仙台での、第1回目の六魂祭です。その1日目です。 | |
ナニゲに昔撮った写真を眺めていたのだけど、このときの写真を見ているうちに、突然、六魂祭、ああ六魂祭、六魂祭・・・という気分になってしまったのです。 | |
今にして思うと、このときの六魂祭、ただのイベントではなかったという気がします。 | |
最初に六魂祭の話を聞いたとき、冗談だろうと思いました。 なにしろ、大地震・大津波のあった年です。卒業式や入学式などが中止になったり延期されたりしていたときです。青葉まつりも中止でした。そのようなときに東北六県のおまつりが仙台に集結するなんて、冗談としか思えなかったのです。 | |
最初に書いておいちゃうと、とにかく凄い人混みで、メインだったパレードは実質的に中止になってしまいました。そのガッカリ感が強烈で、全体としては「それなりに楽しいイベントだったな」という印象しか残りませんでした。 | |
逆に言えば、それまでは、かなり楽しいイベントだったということになります。そうした思いが、なんか突然に湧いてきてしまったのです。 | |
仙台市役所前に、ねぶた、竿灯、わらじが展示されていたんですけど、これを見るだけでも楽しかったですね。人がいっぱいいるわけですけど、たくさんの人たちと一緒に見ているという感じが楽しかったという気がします。 | |
さんさ踊りやハネトは、練習しているところを見ることができたという感じです。ナマの踊りを見ているという感じがあって楽しかったですね。 | |
市民広場や野外音楽堂ではいろいろなステージが展開されていました。 | |
とにかく、すごい人でしたね。なにしろパレードを中止にさせちゃうくらいの人が集まったわけで、あのときだけは本当にまいりました。でも、大きな事故が起こったというわけではないのでよかったと思います。 | |
ステージなどをじっくりと見ることもできなかったし、そもそも人混みの嫌いなカエサルとしては困ったことのはずなんだけど、でも、なんか、楽しかったんですよ。 | |
下手に言葉を飾ってもしかたがないとは思うのだけど「絆」ということになると思います。数ヶ月前まで、電気もガスも水道も使えなかった人たちが集まっていたわけですからね。 カエサルは誰も知らないし、誰もカエサルを知らないという「冷たい人混み」ではなく、なんか「熱い人混み」だったという気がします。 | |
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