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あの「3.11」から5年が経ちました。 毎年、3月11日にはあの頃のことを振り返っているわけだけど、今年は絵を描いてみることにしました。 | |
元画像は、2011年の3月13日に撮影したものです。 3月11日は、職場が臨時の避難所になったため、深夜に帰宅し、暗闇の中をベッドに辿り着きました。翌12日は、職場に泊まりました。 13日は、明るいうちに帰宅したので、食料や酒、ろうそくなどを準備した上で夜を迎えることができました。電気も水道もガスもない中での生活が始まったということになります。 | |
14日は同僚が泊まりに来て、15日からは電気が来たので、このような夜をすごしたのはこの日だけだったということになりますね。 | |
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元画像は、2011年4月8日の撮影です。 すでに電気と水道は来ていたのだけど、この日、ガスが来ました。1ヶ月ぶりで風呂に入ることができました。 | |
カエサルんちでのライフラインの状況をまとめてみると、こんな感じになります。 3月11日(金) 電気・水道・ガスが止まる。 3月15日(火) 電気が来る。 3月28日(月) 水道が来る。 4月 8日(金) ガスが来る。 | |
あの大地震のときには、大津波があり、原発事故がありました。そうしたことに思いを馳せないわけにはいかないのだけど、ややもすると、社交辞令じみた表現に終始することになってしまいます。 しかし、自分自身が生きていくために精一杯だった日々のことを忘れることはできないし、語り継いでいかねばならないことだと思っています。 災害は必ず起こるものですから、そのときのための準備をしておかねばなりません。それは、防災グッズを買い揃えるということではなく、心の準備をしておくということだと思います。 一番大切なことは、災害を起こさないようにするということです。 地震や津波を起こさないようにすることはできませんが、原発事故を起こさないようにする方法はあります。戦争を起こさないようにする方法もあります。一人の人間ができることに限りはありますが、自分にできることをやればいいだけの話です。 そんなことを考えた、5年目の3月11日でした。 | |
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