今回は「ミルククラウン」の話です。 | |
ウィキペディア先生によると、「牛乳などの少し粘性を持つ液体において、その液体を薄く塗った平たい容器にその液体を一滴落とすと、美しい王冠状の形を形成する現象」ということになります。 | |
カエサルは7年前にミルククラウンを撮っているんだけど、そのときの話です。 | |
2009年7月31日ということになりますが、ミルククラウンを撮ってみようと思いました。 | |
カエサルは、2008年10月に高倍率コンデジ(FinePix S8100fd)、2009年5月にデジイチ(PENTAX K-m)を買いました。このあたりから写真を撮り始めたと言っていいと思います。 ちなみに、2009年8月にこのブログを始めています。 | |
子供の頃にミルククラウンの写真を見たことがあって、凄いなと思っていました。凄い機材と凄い技術と凄い努力があって撮れるものなんだろうと思っていました。でも、ひょっとしたら撮れるかもしれないと思って、やってみたわけです。 | |
まずは、7月31日の21:14~21:41です。30分ほどの間に、500枚くらいの写真を撮りました。 | |
撮影のしかたですけど、バットに牛乳を入れておき、そこにスポイトで牛乳をたらしていきました。ストロボ撮影です。シャッタースピードは1/60秒、フォーカスは固定だったと思います。 たいへんだったのは、右手でスポイトを持っていたので、左手でシャッターを切らねばならなかったということでしょうか。 | |
カエサルは撮った写真を削除するということはめったにしません。でも、このとき撮った500枚は、50枚を残して削除しました。その50枚のうちの2枚が上の写真ということになります。 | |
翌8月1日に400枚、2日に600枚、3日に300枚撮りました。 約30分で約500枚というペースは変わりませんね。それくらいで飽きちゃうということもあるし、撮った写真をチェックしなければならないということもあります。 | |
撮り方は、いろいろと工夫しています。玉子のパックを利用して、自動滴下装置みたいなものをつくったりもしました。これのおかげで、右手でシャッターを切ることができるようになりました。 ちなみに、この写真は FinePix S8100fdでの撮影です。この他の写真は、PENTAX K-mで撮ったということになります。 | |
4日間で2000枚近い写真を撮ったというのは、カエサルにとって初めての経験でした。その9割くらいは削除しちゃったわけですけど、そういう撮り方をすることができたというのも貴重な経験だったと思います。 この2000枚近い撮影、すべてストロボ使用だったわけですけど、バッテリー(単三×4本)がもったような気がします。記憶が曖昧なので、あるいは3日目あたりに交換したかもしれませんが、少なくとも1000枚以上はもったんじゃないかと思います。これは、驚異でした。 デジカメでは好きなだけ写真を撮りまくることができるという認識をもつようになったのは、このときからだと思います。 | |
まあ、こんな感じのミルククラウンを撮ることができました。 | |
さすがに、1回目よりは2回目・3回目の方が上手に撮れるようになったという気がしますが、4回目ではたいした進歩が見られなかったので、そこでやめちゃったということになると思います。 | |
このとき以来、ミルククラウンを撮ったことはありません。 カメラやレンズは新しくなっているわけで、やってみればもっと綺麗な写真が撮れるかもしれないという気はするんですけどね。 | |
これは、水滴が水面に突入した瞬間です。 ミルクたちはいろんな姿を見せてくれるし、手間さえかければ、写真に撮ることも難しくはありません。 | |
ミルククラウンについては、このブログを始めた頃に3回、それから1周年記念として1回、記事を書いています。 | |
今、見直してみたのだけど、1周年記念の記事は面白いです。よろしかったら見てやってください。 | |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます