今回も、カピ!バラエティハウスです。前回の続きです。
空中通路というか、ジャングルジムみたいな設備が目立つわけですけど、実際に動物たちが通ったりすることはないんだろう、あったとしてもめったに見られないんだろうと思っていました。
この写真で、すでにアライグマがいるわけですけどね。このときは、気がつかなかったんですよ。こういうものは見られないという先入観があるものだから、目に入らなかったんだと思います。
そんなこんなの写真を撮っているうちに、なんか、背中の方が騒がしくなってきました。
ここは排水溝ではなくて、ヤマアラシの地下隧道だったんですね。
見上げれば、空中通路に、アライグマ。
見下ろせば、地下隧道に、ヤマアラシ。
この動物園は一体どうなっているんだ・・・などと思ってしまいました。すでに前回の時点で感激の嵐だったわけですけど、もはや、感激というよりは驚愕、驚愕というよりはパニックに近いものがありました。
嗚呼。なんか、もうダメ・・・という感じでした。何て言うか、もう、耐えられません。こんなの、カエサルの知っているアライグマではありません。
パニパニしているカエサルは、この場を離脱して、順路通りに進んでみることにしました。
こんなにまともにタヌキを撮ったのは初めてと言っていいくらいなんですけど、でも、これくらいなら耐えられます。
いいですね。実に落ち着きます。出ていなかったり、寝ているだけだったり。動物園はこうでなくちゃいけませんよ・・・なんて本気で思ってしまいました。
ここでカピ!バラエティハウスを一巡したことになるわけですけど、じゃあ、次のところへ・・・などという気分にはなれません。興奮しているわけです。
とりあえず、一服することにしました。
手前がカピバラ舎で、その向こうにヤマアラシ舎・アライグマ舎があることになります。左にあるのがカワウソ舎で、その奧の白い建物のところにタヌキとプレーリードッグがいます。
心の準備はできているのかな。まあ、行ってみるしかありません。
いいでしょう。それくらいなら許してあげます。
ちょっとやばいです。
この写真ではちょっとわかりづらいですけど、今、この排水溝みたいなところには2匹のヤマアラシがいます。
触ったりしないようにという注意書きがあったんですけど、触っている人がいました。けっこう柔らかいそうです。
見下ろせば、地下隧道に、ヤマアラシ。
正直なところ、カピ!バラエティハウスだけで満足してしまいました。この後、他のところを回らなくてもいいんじゃないかとさえ思ってしまいました。
でも、そういうわけにもいきません。順路を進んでみることにしました。
かみね動物園は、下調べした段階では、八木山と同じくらいの規模の動物園だろうと思っていて、実際、規模としては同じようなものだと思うのだけど、中味が違いましたね。
あんまり褒めると八木山に悪いような気がするので控えめに褒めることにしますけど、ものすごく楽しかったです(笑)