カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

新宿鮫

2012年04月19日 | ☆読書とか    

 先日、大沢在昌さんの『狼花』を読みました。新宿鮫シリーズの第9巻ですね。


 カエサルは、文庫本しか読みません。それから、この2~3年間は1冊も本を読んでいません、と、そういう話は前回の『楊命伝』のときにも書いたと思うのだけど、まあ、そういうことです。
 大沢さんの新宿鮫シリーズは大のお気に入りで、文庫本として新刊が出る度に飛びつくように買って、貪るように読んでいたのだけど、この数年は読んでいませんでした。この『狼花』も1年前に買ってはいたのだけど、読んでいなかったわけです。こういう「買ったけど読んでいない本」というのが10冊以上はたまっています。
 でも、『楊命伝』で読書を再開しちゃいましたからね。楊命伝(10巻まで)を読み終えて、じゃあ、次に何を読もうかなと思って手にしたのが、新宿鮫だったわけです。


 本の感想とかを書くつもりはありません。そういうのを書き出すと、なんか、カッコをつけた文章になってしまって、嫌なんですよ。
 そういうことを書かないようにするためには話題を変えちゃえばいいんだということで、大沢さんの、新宿鮫シリーズ以外の作品を撮ってみることにしました。
 お世辞みたいなことは書きたくないし、失礼なことも書きたくないのだけど、でも、正直なところ、大沢さんは新宿鮫ですね。


 『狼花』の巻末の解説に、警察小説云々ということが書いてありました。なるほどなるほどと思ったりもしましたが、カエサルに言わせると、新宿鮫は「警察を舞台にした小説」ですね。カエサルにとっての「警察小説」というと、何と言っても、横山秀夫さんです。
 横山さんの作品、最初に読んだのが何だったのかは忘れちゃいましたけど、とにかく、びびりました。凄いですね。どこがどう凄いのかなんて話は書かないわけですけど、凄いです。
 ちなみに、カエサルのイチオシは『第三の時効』です。


 さて、2枚目の写真に戻りますけど、新宿鮫シリーズ、第5巻以降しか写っていないわけです。3枚目の写真でも、カエサルが読んだ大沢作品の半分もありません。4枚目でも、カエサルはもっと横山作品を読んでいます。前回の『楊命伝』でも、何冊かが抜けていたりしました。

 大半は、誰かにあげちゃったんだと思います。読んでくれる人がいれば、あげちゃうんですね。母が生きていたときは、カエサルが読み終えた本は母のところに運んでいたりしました。
 でも、新宿鮫みたいに、お気に入りの本については、別だったはずです。人にあげたりはしなかったはずです。

 そういうのがどこにあるのかと言うと、たとえば、こういうところにあるわけです。


 あるいは、こういうところにあります。

 これは、去年の地震の時に・・・っていう話を書こうと思ったのだけど、それを書いちゃうと、あれから1年以上になるというのに落ちた本をそのままにしているということがバレちゃうので、書かないことにします。

 前回の『楊命伝』のときの写真でも何冊かが抜けていたわけですけど、カエサルんちの環境で、全巻を揃えて撮影するというのは難しいんですよ。


 ・・・などということを考えていたら、ん? こんなところに『新楊家将』があるではありませんか。『水滸伝』の第19巻なんかも、どこかにあるんだろうと思います。

 全国の愛書家のみなさん、ごめんなさい。でも、こういう生活をしているカエサルだからこそ、何千万円もする腕時計をして、何十万円もするワインを飲んでいるような人たちの話を楽しめるんじゃないかと思ったりもしているわけです。
 全然言い訳になってませんけど、まあ、こんな感じの「読書シリーズ」、この後も続けてみようかななんて思っています。


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