ご無沙汰してます。ひいらぎです。
このところ、ビミョーに疲れていまして。
そんな時に、同僚に映画に誘われました。
同僚も気晴らしをしたかったらしいので、
もう、すっきり元気になれるような映画を見ようということで
セレクトしたのが、この「ヘアスプレー」でした。
とはいえ、全然内容は知らずに出かけたんですけどね。
いや、面白かったですよ~~~
ミュージカル映画です。
ミュージカルが好きな方でも、好みは分かれるかもしれません。
歌とダンスが大好きな高校生トレーシーが主人公。
デブでチビで美人とは言えない、でも途方も無く前向きにエネルギッシュな
トレーシーの明るい歌でのオープニングでぐっと引き込まれました。
時代はまだまだ人種差別がまかり通る1962年。
テレビのダンス番組でも黒人のダンスは別枠で扱われる。
でも、トレーシーはそんな枠をひょいと乗り越える。
肌の色とか体形とか年齢とか。
そんなもの、全然大事なことではない。
そういうメッセージ性は台詞のそこここにちりばめられているけれど、
全然重くない。
それも、トレーシーのキャラでしょうね。
60年代の音楽やダンス、ファッション、空気。
そんなものを味わいながら楽しめました。
ミュージカルだなあと思うのが、
登場人物の距離感が、どの曲をどう踊るのかで表現されていること。
台詞は全く無くても、曲の初めと終わりで体の動き方が変わる。
それがそのままその人の心の動きを表しているんですよね。
舞台では無く、映画だからこそ出来る表現もそここにあって、
映像的にも面白かったです。
トレーシーの親友。
最初はテレビを見ながら飴玉をなめているようなコドモだったのが、
恋に落ちてからはどんどん女っぽくなっていくのも面白かったな。
その辺の流れは、ほとんど台詞なしなのですが、ちゃんと伝わる。
すごいわ。
黒人やデブを(失礼)排斥するステレオタイプな美人親子が出てくるんですが、
ここまできっかり「やなヤツ」を演じきれるのってある意味すごいかも。
トレーシーの母親役を演じたのは、かのジョン・トラボルタ。
れっきとした男性です。
「サタデーナイトフィーバー」で一世を風靡したのは知っていますが、
スクリーンで見るのは初めて。
ビッグサイズの母親役。引いてしまう人は、全く駄目かも。
でも、私には違和感無く楽しめました。
何処までが本体なのか分からない特殊メイクのビッグサイズ。
胸とお尻、二重あごは特殊メイクにしても、
あのぶっとい足は何処までが生身なんでしょう。
そしてあの巨体をゆすって踊るシーンは圧巻でした。
はああ。やられたよ。
音楽的なものやダンスには全く素養が無いので、
全く素人の感想ですが、
黒人の人のリズム感って、すごいですよね。
あの体の動きは真似できない。
関節の作り自体が違うんじゃないかとまで思えてくる。
トレーシーの歌声も明るくてよかったですが、
強く印象に残ったのは、級友シーウィードの妹役の女の子の歌声。
声変わり前の(目立たないけど、女の子も声変わりします)ローティーン特有の、
高く透き通った声は、うん、実によかったですよ。
文句無く楽しめました。
あ~楽しかった。Tさん、誘ってくれてありがとう
このところ、ビミョーに疲れていまして。
そんな時に、同僚に映画に誘われました。
同僚も気晴らしをしたかったらしいので、
もう、すっきり元気になれるような映画を見ようということで
セレクトしたのが、この「ヘアスプレー」でした。
とはいえ、全然内容は知らずに出かけたんですけどね。
いや、面白かったですよ~~~
ミュージカル映画です。
ミュージカルが好きな方でも、好みは分かれるかもしれません。
歌とダンスが大好きな高校生トレーシーが主人公。
デブでチビで美人とは言えない、でも途方も無く前向きにエネルギッシュな
トレーシーの明るい歌でのオープニングでぐっと引き込まれました。
時代はまだまだ人種差別がまかり通る1962年。
テレビのダンス番組でも黒人のダンスは別枠で扱われる。
でも、トレーシーはそんな枠をひょいと乗り越える。
肌の色とか体形とか年齢とか。
そんなもの、全然大事なことではない。
そういうメッセージ性は台詞のそこここにちりばめられているけれど、
全然重くない。
それも、トレーシーのキャラでしょうね。
60年代の音楽やダンス、ファッション、空気。
そんなものを味わいながら楽しめました。
ミュージカルだなあと思うのが、
登場人物の距離感が、どの曲をどう踊るのかで表現されていること。
台詞は全く無くても、曲の初めと終わりで体の動き方が変わる。
それがそのままその人の心の動きを表しているんですよね。
舞台では無く、映画だからこそ出来る表現もそここにあって、
映像的にも面白かったです。
トレーシーの親友。
最初はテレビを見ながら飴玉をなめているようなコドモだったのが、
恋に落ちてからはどんどん女っぽくなっていくのも面白かったな。
その辺の流れは、ほとんど台詞なしなのですが、ちゃんと伝わる。
すごいわ。
黒人やデブを(失礼)排斥するステレオタイプな美人親子が出てくるんですが、
ここまできっかり「やなヤツ」を演じきれるのってある意味すごいかも。
トレーシーの母親役を演じたのは、かのジョン・トラボルタ。
れっきとした男性です。
「サタデーナイトフィーバー」で一世を風靡したのは知っていますが、
スクリーンで見るのは初めて。
ビッグサイズの母親役。引いてしまう人は、全く駄目かも。
でも、私には違和感無く楽しめました。
何処までが本体なのか分からない特殊メイクのビッグサイズ。
胸とお尻、二重あごは特殊メイクにしても、
あのぶっとい足は何処までが生身なんでしょう。
そしてあの巨体をゆすって踊るシーンは圧巻でした。
はああ。やられたよ。
音楽的なものやダンスには全く素養が無いので、
全く素人の感想ですが、
黒人の人のリズム感って、すごいですよね。
あの体の動きは真似できない。
関節の作り自体が違うんじゃないかとまで思えてくる。
トレーシーの歌声も明るくてよかったですが、
強く印象に残ったのは、級友シーウィードの妹役の女の子の歌声。
声変わり前の(目立たないけど、女の子も声変わりします)ローティーン特有の、
高く透き通った声は、うん、実によかったですよ。
文句無く楽しめました。
あ~楽しかった。Tさん、誘ってくれてありがとう