書こうと思っていたことを後回しにすると、結局書かずじまいになってしまうので、ネタはなるべく新鮮な内に書いてしまわないと。
ということで、もう、半月前になってしまいましたが、映画の感想です。
お馬鹿な私は、「プルーフ」という単語の意味がすでに分かりません。
パンフレットを見て、やっと分かりました。
proof…証明
主人公は父をなくした女性。
父は高名な数学者。彼女自身数学の才能を持っていたが、父が統合失調症になり、その世話をするために退学。情緒不安定な傾向がある自分も、父の血を引いており、いつか正気を失うのでないかという不安を抱えている。
父の死後、そのノートを調べにきた学生と恋に落ちる。気持ちを通じ合うことができたと思った直後、彼が見つけたノートの中に、数学上重要な新証明が見出される。彼女は自分が書いたものと主張するが、彼も、彼女の姉もすんなりと信じようとはしない…。
信じることは難しい。
彼は彼女の言葉を疑ったことで、やっと得た彼女の信頼を失います。そして、一旦信頼を失った後にもう一度自分の誠意を証明しようとしても、なかなか届きません。
でも、この彼は、ホント頑張りましたよ。
彼女は信じてもらえない悲しさを、彼への罵倒に変えてしまいます。彼自身数学を学習している学生でしたが、彼女が書いた証明は、彼の理解を超えていた。ただそれがすごいものだという事だけは分かる。そのことでも数学における能力の差は明らかなんですが、そのことを、ついあげつらってしまったんです。
普通の男性ならば、彼女が自分のテリトリーで自分より優れていることが分かった時点でアウトでしょう。ましてやそのことを揶揄されちゃったりしたら、にげちゃいます。
でも、彼は、もういちど彼女の信頼を取り戻すために頑張るんです。
誠意や信頼は証明できません。ただ、愚かなほどに相手を信じる、自分の心を信じるしかないんですよね。彼女も、彼を信じたのではなく、彼女自身が彼を信じたいと思う気持ちを信じたのではないかと…私にとっては、そういうお話でした。
時間軸が時々あっちこっちに飛ぶので、ちょっと混乱する場面もありましたが、
面白かったです。
確かに、ネタは新鮮なうちがいいでしょう。
私も、一度相手に対して不信感を持って
しまうと、相手がなんと言うおうと
シャットアウトしてしまうところが
あるので、このお話は興味ありますね。
もう、上映は終わってしまったので
しょうか。
気持ちはいっぱいあるのに・・・
子育てが終わって、時間もあるはずなのに
きっと、気力とかを無くしつつあるのかもね。
だから、こういうのを読むと、また、映画を見たいという気力が湧いてくる気がします(爆)
私は、結構何でも来いのタイプなので、自分の好きなものが、他の人にもOKなのかどうか自信がないんですが、
自分の好きなものを、「好き」って紹介するのが好きなのかも。
そういうきっかけになれれば、私も紹介しがいがあります。