何だか、今年もチケットが取れなくて、中止になったツアーが出てしまいましたね。
1200枚確保できず=W杯チケット中国から届かず-観戦ツアー1000人中止
今日職場で知り合いが中国でビジネスをしているという人とこのことで話をしたんですが、
「実際のところ、中国人って、どうなんですか」
と聞いたら、
「基本的にだます。だまされる方が悪いと思っているから。日本人はいいカモ」
と答えられたそうです。
そーかー。
まあ、中国人も色々だろうけど、通じ合うのには一方ならぬ苦労があるようです。
そんな話をしている間に、連想ゲーム的に思い出した本をご紹介。
小田空さんという漫画家さんがいます。
最初の頃は、ほのぼの系メルヘンを描いていました。
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極貧一人旅を得意技としている人で、地元の人ともすぐに仲良くなってしまう
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そんな彼女が、どうしても通じることができなかったのが、中国。
いつかリベンジを、と考えていた小田さん、何を考えたか、中国で日本語教師をすることに。
その様子を描いたエッセイ漫画がこれです。
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いや、ホントに面白いです。爆笑するものから、くすくす笑いまで。
これは、「小田さんが体験した中国」の話ですが、中国のごくごく田舎を知る、貴重な本でもあります。
その中で、日本語を教える際に難しいのが「は」と「が」の使い分けだということが出てきました。確かに、
私はと私が
場面によっても意味合いが違います。
それを教えるために使っていたテキストが、こちらだそうです。
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何だか面白そう。私も読んでみたいけど、市立図書館には置いてないみたいです。残念。
さて、この記事を書くためにアマゾンを検索していたら、続編が!
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おおっと、私としたことが、見逃してしまっていましたよ。
でも、小田さんの本、なかなか本屋さんにも置いてないもんな。
これは注文しなくては。
です。
やはり、身元は肝心とのことで、国で試験を
受けて選ばれた人達です。
日本に来てからも、1ヶ月ほど研修ののち
に来ます。でも、一度来ると3年は中国に
帰れない規則になっています。
若い女性が多く、中国に子供(まだ、3歳位)を置いて働きにきてます。
日本で3年働くと、子供の教育費が稼げて
しまえるとか。
だけど、なかなか、日本語をペラペラ話せる
子は一部なので意思疎通が難しいです。
職場の人でも、同じ日本語を話し、同じ文化圏のはずなのに「日本語が通じない…」と泣くことがありますもの。
異文化の元で育った人間同士が分かり合うのって、言葉以上に難しいものがあるような気がします。