凡庸な私

時々思う事 個人的な趣味 印象に残った物の記憶

2006-08-06 10:06:28 | Weblog
イスラエル軍、南部で激しい攻撃 サイダにも空爆予告 (朝日新聞) - goo ニュース
樋口監督版の映画「日本沈没」はまだ観ていないが、旧作(1973)の方をビデオで観直すと、懐かしさと暑苦しさで胸が詰まる。当時は翌年にも続編が公開される予定だった筈だが、立ち消えとなった。内容は祖国を無くした日本人が世界中を散り散りになって彷徨う姿が描かれるという物が出来る予定だったと聞くが、そうなってしまうと続編としては余りにも毛色の異なる難しさが想像された。(特撮の見せ場が無いし)
原作の小松氏にしても日本が沈んだ後のビジョンを持っていたそうだが(むしろ小説のテーマはそちらにあった、と聞く)島を一つ沈めるのをシュミレートする事に思いのほかのエネルギーが必要であったらしく、第一部を書き終えて燃え尽きてしまったそうだ。だいたい、どうにも仕方なく移住した元日本人の可能性など簡単に書ける訳が無い。第二のユダヤ人と為れるだけの能力と結束力と武器を持って争う闘争心と生命力を日本人のどれだけの人が持ち合わせているだろうか。朝鮮半島も一緒に沈んでしまった場合、朝鮮人とは共存出来るのか、敵対してしまうのか、懸念は尽きない。
コメント
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