現実

福島県楢葉町と川内村で震度５強の地震(読売新聞) - goo ニュース
感を伴わない事象を眼にした時、「映画を見る様だ」とか表現されるのは、最近の事では無いが、以前ほどに荒唐無稽の比喩として使われて居ない気がするのは映像の特撮や加工の作りに手が込んで来た為で、CG導入以降の映画には設定の自然さを出す為に自然な画像に細工を加える例もあるそうだ。
東北地方を波状的に襲う天災、原発事故の人災と、対応し切れぬ政府等を距離を置いて見る立場である事が苛立たしくも恵まれて居る事の実感さえ無い。
究極の被災を描いた小説「日本沈没」（１９７３）を書いた小松左京氏（８０）がコンな年に亡くなったのは何の偶然か。