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性犯罪「無罪判決」相次ぐ　「判断には被害者心理の理解が不可欠」専門家が訴え,
１９７６年の映画「リップステイック」（ラモント・ジョンソン監督）を以前に採り上げた時も（何時だったか記憶が無い）多分、性犯罪が世間で話題に為って居たのだろうが、状況は更にアメリカナイズされて来た様で、ヒロインが自分をレイプして置きながら裁判で無罪に為り、更に愛する妹にも手を掛けた男を猟銃で射殺するラストは極端な展開にも思えたが、彼女の殺人も裁判で無罪に為ってメデタシメデタシ、の結末が其の後の社会に影響を与えた訳では無く、現実化した事件も聞く事は無い。